大とろなど『とろ尽くし』のご夕食!スリル満点の海のつり橋!
に、先週(4月14日~15日)に参加した体験記の第4部(2日目午後の部)です。
富士芝桜まつり会場 芝桜は二分咲き
城ケ崎海岸からの移動中に渋滞に巻き込まれ、当初より30分遅れの14:00頃に、私たちは山梨県の富士五湖の一つ、本栖湖の近くにある富士芝桜まつり会場に到着しました。
ちなみに本栖湖は、千円札紙幣の富士山が撮影された場所としても有名ですね!
この富士芝桜まつりですが、今年(2018年)は4月14日(土)~5月27日(日)で、この日はまだ2日目。
ツアー出発前に夫がネット情報で知ったように、この日はせいぜい二分咲きといったところ。
会場にあったミニ富士山は、緑に時折ピンクも交じって、なかなかかわいかったです。
昨年の、吉野の花見バスツアーでもそうでしたが、花や紅葉など、自然相手のツアーは難しい!
最近また暖かくなってきたので、次回(4月22日出発)以降のツアーでは、多分もっと咲いていることでしょう。
芝桜はまだまだでも、紫のムスカリやアネモネなども咲いていて、また中国や韓国系の人たちには、富士桜も人気でした。
圧巻! 富士山と雲のコラボレーション
さてこの会場は、残雪の富士山とピンクの芝桜が美しい!ということで、外国人観光客もたくさんおられたのですが、最初訪れた時はこんな感じでした。
富士山って、きっとあのあたりだよね~というレベル。
今朝まで静岡に警報が出ていたという天気の悪さと、芝桜が咲いていないということで、富士山も芝桜もどちらもダメ。
しばらく見ていると、雲の形が変わってきました。
あのジブリ映画『天空の城ラピュタ』に出てくる「龍の巣」みたいな雲がかかっています。
ラピュタ、いや違った富士山は、雲の中! あの雲の中は、すごい低気圧なのでしょうか。
更にしばらくすると、少しずつ中腹のラインが見えてきました。
小さな子供が一生懸命「ふじさ~ん、がんばって~!」と叫んでいます。それに応えるように、少しずつ雲が動いて行きました。
でも、あともう少しのところで、また黒い雲が富士山を覆い隠そうと広がってきます。
その時風が強かったのか、黒い雲は急に縦に長くなり、上空に上っていくように見えました。
まるで、龍が雲になって、天に昇っていくみたい。『おんな城主直虎』によく出てきたあの雲ほどではないけれど、なんとなく龍のように、私には見えました。
生活で、こんなに雲ばかり見ることもほとんどなかったので、自然と対話できたような気分です。
グルメも足湯も大人気
さて、私たちのツアーは2日目も昼食がなく、この富士芝桜まつり会場で遅い昼食をとる人がほとんどです。
私たちは沼津SAでおにぎりやおでん、加えて昨日購入しておいたプレミアム三ケ日みかんパンを食べたのですが、やはり屋台のおいしそうな匂いに釣られ、どうせなら富士宮焼きそばを食べよう!ということになりました。
職権を購入して、屋台に並びます。でも、そもそも「富士宮焼きそば」の定義がわからない!
ということで調べてみました。富士宮焼きそばとは以下の3点がポイントだそうです。
・専用の麺を使用する ・油粕を使用する ・仕上げに削り粉を振りかける
確かに麺の歯ごたえが違うような。油粕も削り粉もおいしくいただきました。
グルメだけではなく、富士山や芝桜を眺めながらの足湯も、会場には設置されています、
土産物屋も、外国人もいて大賑わい。
本当なら、こんな美しい景色が展開されているのでしょうね。
皆様は素敵な芝桜や富士山を見ることができますように。
最後に姿を見せてくれた富士山
私たちが会場を後にしようとする直前に、また厚い雲がかかり、富士山も、そして芝桜まつり会場も、雲の中に入ってしまいました。
私たちの観光もこれで終了。バスは一路、本栖湖から新東名高速道路を経由して大阪を目指します。
本栖湖を出てしばらくして、木々の隙間から、ふいに富士山が姿を現しました。進行方向左側の車窓です。
慌てて何度もシャッターを押しました。
また見えなくなってしばらくすると、今度は進行方向右手後方に出現!
いつ出現するか気が抜けない。ふと「常在戦場」という言葉が浮かんできました。
バスは静岡SA、刈谷SA(愛知県)、大津SAでトイレ休憩を取り、大阪梅田に帰着したのは20:40頃でした。
本日の行程です。
トランスパックの室中運転手さん、そしてHISベテラン男性添乗員の影山さん、どうもありがとうございました。お疲れさまでした。
今回の旅で気づいたこと
富士山は、流れる雲とコラボして、想像以上に時々刻々と姿を変えていく山でした。
この雲の形面白い!この山きれい!と思っても、カメラを準備してスタンバイしている間に、その姿が消えてしまうこともありました。
だから常にシャッターが押せるようスタンバイしておく。
「常在戦場」というのはオーバーかもしれませんが、常に何があってもいいように、緊張感をもって準備をするに越したことはないのです。
「幸運の女神には前髪しかない」ともいわれます。
準備を万全にしてチャンスを見逃さず、積極的にチャレンジしていくのはやはり大事なのだと思いました。
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