武侯祠から寛窄巷子(かんさくこうし)へはバスが便利
中国四川省の成都を訪れ、パンダや『三国志』の英雄たちを満喫した私たち。
次は夫がレトロな街並みを見たいということで、武侯祠から寛窄巷子行きのバスに乗りました。
当初は地下鉄での移動も考えていたのですが、『地球の歩き方』を読むと、成都の見どころを結ぶシャトルバスがあるというので、それに乗ることにしました。
武侯祠の大門を出て右に曲がると駐車場があり、そこでバスに乗ることができました。
料金は1人3元。15分くらいで、目指す寛窄巷子へ到着。
レトロな街並みの寛窄巷子
明や清の時代の建物が残るレトロな街並みで、ここも大勢の観光客でにぎわっていました。
京劇の女優さんかな? 近くで見るのは初めてです。本当に美しい!
耳かき屋さんはここでも繁盛していました。
美しい花も咲いています。
食べ物屋さんも大賑わいで、ここぞと思った店は、どこも混んでいます。
でも何とか、スターバックスの2階で座ることができました。
周辺のレトロな建物に溶け込んだ、とてもおしゃれなスターバックス。
値段は、アイスコーヒー、ホットコーヒーとも24元でした。
2階からの眺めは抜群です。
麻婆豆腐の元祖・陳麻婆豆腐店へ
ここで少し休憩した後、陳麻婆豆腐店まで歩きました。
四川省と言えば四川料理、最近は火鍋なども有名ですが、やはり四川料理の代表格・麻婆豆腐を食べてみたい!
ということで、麻婆豆腐の元祖と言われる、陳麻婆豆腐店で夕食を食べることにしたのです。
寛窄巷子から地下鉄に乗って移動するよりは、徒歩で移動した方が早いのではないか?ということで、歩いていきました(大体25分くらいかかりました)。
やっとたどり着いたのがこの店。
1階は庶民的な店で、2階は高級店風です。外国人にもわかりやすいかな?と思って2階にしました。
予想していたより高級感があふれています。
メニューもあるけれど、麻婆豆腐のほかは何を注文していいかわからない。
なので、長女が適当に注文してくれました。
麻婆豆腐と担々麺と、肉みその饅頭です。
最初に来たのが、お待ちかねの麻婆豆腐でしたが、ものすごく山椒が効いていました。
もちろん唐辛子も効いていて、口の中がピリピリします。
夫は辛いカレーは大丈夫なのに、山椒が合わなかったのか、一口食べただけで盛大に咳き込んでしまいました。
あれほど楽しみにしていた、本場の麻婆豆腐を食べ損ねてしまったのです。
私もとても辛かったし、舌が痛くて困ったけれど、せっかくなので頑張って食べました。
他の方のブログを読んでみると、あまりの辛さにおなかの具合が悪くなった人も何人かいたようです(食事中もしくは翌日)。
私はどちらかというと辛い料理が苦手なので、今回は「(怖いもの見たさの)体験ツアー」的な感覚で行きましたが(正直美味しいかどうか、よくわかりません)、辛い料理が好きな方なら、きっと気に入るのではないでしょうか。
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