日本で予約した超人気観光列車
2018年8月10日(金)、この日は夫がとても行きたかったバイカル湖岸鉄道に乗る日です。
夫はBaikal Explorerという旅行社で、6月に「サーカンバイカル鉄道」のツアーを申し込みました。
イルクーツクから昨日も訪れたリストヴャンカまでの、70kmのバス運賃と、リストヴャンカからポートバイカルまでのフェリー代金、そしてポートバイカルからスリュジャンカ経由イルクーツクまでの、バイカル湖岸鉄道ファーストクラスチケット(食事なしプラン)を申し込み、1人8,000R。
大体1人15,000円くらいです。ペイパル払いでした。
最近人気のこの列車は、全席指定の観光列車。空席さえあれば、前日までならツアーチケットを購入できるそうですが、日本で予約購入するほうが、私たちには安心でした。
あいにくの雨! 集合時間に早く行き過ぎた!
日本で予約できて安心でしたが、問題は天気。あいにくの雨ですが、どうすることもできません。
イビス・イルクーツク・センターホテルから、集合場所のオペラ座まで、まず歩きます。
7:30スタートのツアーですが、余裕をもって早めに行ったところ、スタッフから「早すぎる」と言われてしまいました。雨もひどくなってきたので、近くの喫茶店で雨宿り。コーヒー1杯30Rと、値段も手ごろです。
暖かいコーヒーで、ちょっと生き返りました。朝早かったので、客は私たちだけ。昨日の振り返りや、今日の予定の再確認ができました。
オペラ座近くのレーニン像に、旅の無事と天気の回復を祈りました。
鉄道の始発駅・ポートバイカルへ
7:30にツアースタートとメールにあったけれど、マイクロバスの発車は8:20頃。
昨日も行ったリストヴャンカの「博物館前」の前に桟橋があり、そこから船に乗りました。
「博物館前」の対岸が、ポートバイカルです。船は9:20発ですが、ちょっと乗る時が怖かったです。
普段なら湖で船に乗るのは楽しいけれど、雨が降って風も強く、デッキはかなり肌寒い。
湖の景色もあまりよくなさそうなので、早々にデッキから撤退し、船室で震えていました。
対岸のポートバイカルに着きました。乗る時ほどではないけれど、下船するときはちょっとスリリングでした。
桟橋のすぐ近くに、ポートバイカルの駅があります。かわいい駅舎でした、
憧れのファーストクラス
列車は、もう停車しています。
私たちの列車はディーゼル機関車が牽引しますが、ここには始発駅らしく、蒸気機関車もありました。
私たちを連れてきてくれたガイドさんは、「あとは各自で過ごしてね」ということなのか、いつの間にかいなくなってしまいました。
では乗ってみましょう。車体が高いので、乗降の時が一苦労でした。
これがファーストクラスです。テーブルを挟んで、私たち4人は湖側の席でした、眺めがいいです!
私たちは湖側の席に座れましたが、湖側の席は人気なので、すぐ売り切れてしまうそうです。
もちろんこれ以外に、二等車や三等車もありました。ここは一等車かな?
私たちの車両は、団体の中国人客が多く、カップ麺を車内で作る人もたくさんいました、ちなみにロシアでは、お湯のサービスがあり、この車両でも常にポットのお湯が用意されていました。
私たちも食事なしプランのため、食事は持ち込みです。日本からのお菓子が、今日の食事。
これはバイカル湖の水かな? よく見ると、バイカルアザラシが描かれていました。
10:20に発車した列車は、時折雨の降るバイカル湖を走ります。天気が悪くても、窓から見える湖は、底まで見ることができて、透明度が高いのだなと実感できました。
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