ハバロフスクの定番観光・アムール川遊覧船 夏でも曇ると寒い!

スポンサーリンク



ガイドブックが勧めるハバロフスク№1観光

私たちが今回のシベリア旅行で参考にしたのが、ご存じ『地球の歩き方 シベリア&シベリア鉄道とサハリン』。

シベリア鉄道でウラジオストックに行くため(車内で1泊)、そしてアムール川が見たいというこの2点でハバロフスクに来たようなものなので、アムール川は絶対見ておきたいところです。

『地球の歩き方』にも、最初に紹介されている観光地がアムール川でした。

昨日のイルクーツクはとてもいいお天気だったのに、朝からこんな天気で景色もあまり期待できないのですが、せっかくなので遊覧船乗り場へ。

この船で、70分(12:00~13:10)の遊覧です。ガイドブックには350ルーブルとありましたが、400ルーブルに値上がりしていました。

残念なのは、トイレが汚かった(らしい)こと。夫がトイレに行ったのですが、「きれいじゃないから、行かないほうがいい」と言われました。こういう時、つらいですね。

船から見るアムール川の岸辺

アムール川は別名黒龍江。

ロシア領東シベリアと、中国領東北地方(いわゆる「満州」)との境界で、北に流れてオホーツク海にそそぐ、全長4,368kmの世界8位の大河です。

遊覧船乗り場周辺の岸辺は、ムラヴィヨフ・アムールスキー公園として整備されているのですが、私たちが訪れた時は工事中だったため、通行できない箇所が多く、ガイドブックの地図通りに歩けなくて困りました。

ウスペンスキー教会から岸辺に降りる階段も、通行不可。この辺りは崖になっているようです。

アムール川の伯爵

さらに進むと、面白い建物が見えてきました。

銅像もあります。誰だろう?

後で調べたところ、アムール川展望塔と、ムラヴィヨフ・アムールスキーの銅像だとわかりました。

彼は東シベリア総督として様々な改革を行い、1858年に清国との間にアイグン条約を結んでアムール川左岸を手に入れ、アムールスキー(アムール川の伯爵)という名前で呼ばれるようになりました。

1858年と言えば、ハバロフスクが建設されたのと同じ年で、ロシア帝国のシベリア進出の一端がよくわかります。

ちなみに、ロシアの極東進出は日本にも及び、1853年にはペリーにわずかに遅れ、プチャーチンが長崎に来航しています。

アムールスキーとプチャーチンは、1857年に清国との交渉全権委員に任命されましたが、先任のアムールスキーはこれに反発して、シベリア総督を辞職する寸前だったとか。

英雄二人は並び立たないということでしょうか。

船上から見るアムール川沿いの名所

アムールスキーの銅像のほかにも、アムール川沿いにはいろいろな名所?が見えました。

観覧車や

スタジアム(レーニン・スタジアム)もあります。川の水が茶色く濁っているのは、天気のせいかな?

こんなに川幅の広い大きな川だけれど、川の流れは急でした。雨が降っていたためでしょうか(ちなみにシベリア地方は、夏に雨が多い気候帯です)。

黒龍江が流れている山々の落ち葉の層が川に運ばれ、そのため水が黒くなっていて、「黒龍江」と名付けられたという話もあります。

イルクーツクのアンガラ川の色と全然違うのですが、それでも岸辺で、水着で水遊びをしている人々がいました。

イルクーツクの街角を歩こう1 アンガラ川の岸辺から130地区へ

2018.10.04

腐敗した落ち葉が流れるせいで川の養分は豊かなのですが、沿岸の石油化学工場の事故による汚染や、旧日本軍の化学遺棄兵器もあり、川は汚染されているので遊泳は禁止されているそうです。それでも夏の水遊びを楽しみ人はいるんですね(曇ってるのに)。

ずらりと並んだ貨車。シベリア鉄道から引込線があるようです。

川のすぐそばにある工場。何の工場かな? 大量の貨車は、この工場のためかも。

ハバロフスク大橋

遊覧船の折り返し地点は、ハバロフスク大橋(アムール川鉄橋)。全長2,598mです。

シベリア鉄道のウラジオストック行き(下層)と、アムール幹線道路の併用橋です。

シベリア鉄道のモスクワ行きは、現在川底トンネルを通っていますが、将来的には鉄橋が複線化される予定だとか。

冬には川が完全に凍結し、片道約20分ほどで、対岸に渡れるそうです。すごいですね。

曇り&川風で、夏でも寒い!

さて、私たちは今にも雨が降りそうな曇り空の下、2階デッキで頑張って眺望を楽しんだり写真撮影をしていたのですが、だんだん寒くなってきました。

川風は強いし、日は照らないし、昨日のイルクーツクとは大違い。

たまりかねて、船室に入りました。

一昨日のバイカル湖みたいに、日が照らないと、ロシアは夏でも寒いのです。

バイカル湖岸鉄道周遊の旅1 雨のバイカル湖 バス&船&鉄道でバイカル湖を堪能

2018.10.01

アムール川西岸も、東岸と異なり、家が全然見えなくて、小さな島や森ばかりです。

人が住んでいるのかな? キャンプができそうな感じはします。ここにも、天気が悪いにもかかわらず、川岸で過ごす人々がいました。

美しい景色には恵まれなかったけれど、なかなか面白かったアムール川遊覧でした。

ちなみに、この日は午後からいい天気になりました。

天気をしっかり調べて、アムール川遊覧船は午後にしてもよかったかなと反省。

スポンサーリンク

無料メルマガ会員募集中!

昔の大河ドラマや歴史に関する映像作品、地味だけどきらりと光る歴史上の人物など、ブログよりもコアな内容でお送りします。新しい気づきと感動をお届けします。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です