2018年8月13日(月)、シベリア鉄道オケアン号で、ハバロフスクからウラジオストックへ到着しました。
ウラジオストックには1泊のみ。厳密にいえば30時間30分しか滞在時間がありません。
一通りの観光と買い物、食べ歩き(エクレアは待ち時間が長そうだったので、また明日の朝)が終了し、今夜の宿であるテプロホテルへ戻りました。
駅から徒歩5分の、小さなホテル
テプロホテルは、ウラジオストック駅から徒歩5分ほど、山側を登ったところにあります。
駅前に公園があって、立派なレーニン像が立っています。この像の横の道を通ります。
レーニン像の後ろに、公園を通り抜けて少し近道ができる階段もありました。
公園にはスーパーらしき店もあるようです。私たちがお土産で大量購入した「アリョンカ」のパッケージに描かれた少女の看板。
ホテルの近くには、ジブリアニメグッズなど、日本の品物を集めた店「MIDORI」もありました。
やはりロシアの人は、日本のアニメが好きみたい。
逆に私たちは、ロシアのアニメや漫画などを、どれだけ知っているかな?(何も知らない)。
チャイコフスキーなど、ロシアの作曲家は好きだしよく聞くけれど、有名なロシア文学はちょっと敬遠しがち。
短編や、とっつきやすいものから、少しずつ読んでみようかな。
大雨の時の神対応 コーヒーやハーブティー飲み放題
テプロホテルは、比較的小さなホテルです。
でもとても居心地がよく、清潔感のあるホテルで、スタッフも(英語はあまりできない人もいたけれど)、とても親切だったのです。
私たちが、シベリア鉄道でウラジオストックにたどり着いたときは、ものすごい豪雨。
このテプロホテルにびしょぬれになってたどり着いたとき、まだチェックアウトの時間(13:00~)ではなかったため、部屋には入れなかったけれど、洗面所で着替えたり、ロビーで休憩したりする便宜を図ってくれました。
おかげで人心地もつき、雨がほとんどやむまで、ロビーで過ごすことができました。
居心地のいい可愛い部屋で、ひたすら本にドライヤー
観光を終えて帰ってきた私たちは、さっそく部屋へ。
とても可愛い内装で、レンガ風の壁がかわいらしい。照明もいい感じです。
こんないい部屋なのに、私はバスルームのドライヤーで、雨がしみ込んで濡れてしまった本(私物もあるけれど、図書館で借りた本もある)や衣類に、必死でドライヤーを当てていました(諦めて干したものも多いです)。
ドライヤーはあまり長時間連続でかけることができず、自動的にスイッチが切れてしまうシステム。ちょっと困りました。
スーツケースに雨がしみ込むとは、本当に想定外。
今度からは絶対、衣類も本も、ビニール系の袋に入れて、雨対策をしっかりしよう!
共用キッチンで、持ち込みの夕食
このテプロホテルの特徴の1つが、共用キッチン。
ホテルには韓国や中国系の人たちが多く(特に韓国系は、大韓航空が直行便を出しているためか、ウラジオストックにはたくさんいました)、彼らも共用キッチンでお湯を沸かしたり、電子レンジを利用したりしていました。
もちろん食器も利用できます。
私たちがシベリア鉄道でいただいた4人分の朝食は、とてもじゃないけど食べきれないほどすごいボリューム。
その朝食の残りセットと、日本から持ち込んだカップ麺の残りやお菓子などを共用キッチンで料理して(今日が最後の宿泊なので)、コーヒーやハーブティーと一緒に頂きました。
共用キッチンには、ちゃんとマヨネーズがあったのも印象的。
これで食べ物も、無駄にしなくて済みました。
ちなみにホテルの近くには、カフェもスーパーもありますし、駅を通り過ぎると、有名店がたくさんあります。
ホテルの朝食
次の日は、8:00から、共用キッチンで朝食をとって、カフェコーナーでいただきました。
写真がないので、テプロホテルの公式HPにある共用キッチンや朝食、カフェの写真をご覧ください。
私たちは、スライスされた食パン、丸くてクリーム入りの菓子パン、リンゴやバナナ、ヨーグルト、ゆで卵、ハム、ソーセージ、温野菜などをいただきました。
今日もマヨネーズがあって、本当に良かった!
コストパフォーマンスの良いホテル
コーヒー1つとっても、イルクーツクよりハバロフスク、ハバロフスクよりもウラジオストックの方が、高くなります。
ホテルも全体に高めの設定だったようですが(長女が予約してくれました)、このホテルは4人で18,000円(1室9,000円ほど)とコストパフォーマンスが高くてよかったです。
Wi-Fiも、早朝つながりにくかったけれど、それ以後は普通につながりました。
何よりも、英語が通じなくても、笑顔とボディーランゲージなどで共用キッチンの使い方を教えてくれたり、いろいろ親切にしてくれたスタッフに感謝です。
どうもありがとうございました。
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