2017年3月31日(金)~4月2日(日)、『西郷どん』先取りの奄美&鹿児島ツアーに行きました。
今回は、今までご紹介できなかった交通機関や『西郷どん』以外の名所、レストランをご紹介したいと思います。
奄美編もご覧ください。
紹介できなかった鹿児島の銅像あれこれ
旅行2日目の4月1日(土)奄美空港発8:55のJAC3722便で、鹿児島空港に移動しました。
天気も回復し、タクシーで西郷隆盛史跡巡りに出発!
鹿児島1日目の旅は、以下の記事をご覧ください。
幕末~明治にかけて多数の偉人を輩出した鹿児島では、町中に銅像や史跡がいっぱい!
小松帯刀や
五代友厚(ごだいともあつ)など、最近知名度が高まった人物もいます。
それにしても、小松帯刀がいつの間にか『西郷どん』のドラマからいなくなってしまったのが残念。
イギリス人医師のウィリアム・ウィリスは、『西郷どん』でも一瞬出てきた(西郷従道の手当てをしました)人物で、戊辰戦争で敵味方の区別なく、手当てをしました。
明治政府がドイツ医学導入の方針を決めると彼は政府を辞し、鹿児島に招聘され、そこで西洋医学を伝えました。隣にいるのは、東京慈恵会医科大学を創設した高木兼寛(かねひろ)です。
銅像ではありませんが、ほのぼの西郷どん人形が、市内のロータリー?(場所は不明)に立っていました。
肥後の石工と美しい石橋
市内をタクシーで巡っていると、とても美しい風景に出会います。
これは、西郷隆盛蘇生の家へ向かう時に見た桜島。
とても美しい石の橋も見ました。
元々甲突川に架かっていた石橋で、現在は、この石橋記念公園に移設されている「高麗橋」という橋でした。
橋のそばには、後ろ向きで顔はわかりませんでしたが、橋と関係ありそうな人物の像もあります。
後で調べてみると、鹿児島市の市街地中心部を流れる甲突川には、かつて五本の石橋が架かっていて、「甲突川の五石橋」と言われていたことがわかりました。
そのうちの三本が、今は市街地北部の「石橋記念公園」や「祇園之洲公園」に移設、保存されているのです。
石橋は、1800年代の中頃に、肥後(現在の熊本県)の名石工・岩永三五郎を招いて築造されたもの。
先ほどの銅像は、児童文学『肥後の石工』にも描かれた(ストーリーはフィクションの部分もあるそうです)岩永三五郎の像でした。
県政記念館(旧・鹿児島県庁舎本館)も石造りの立派な建物で、国の登録有形文化財に登録されています。
鹿児島には、石造建築物が似合いそうですね。
JA鹿児島県経済連の直営レストラン
3日目の4月2日(日)も天候に恵まれ、この日は島津斉彬関係の史跡巡り。
この日もタクシーで移動したのですが、運転手さんにおいしい店は?と尋ねて、教えてもらったのがここ。
JA鹿児島県経済連の直営レストラン・華蓮(かれん)という店です。
黒牛・黒豚・黒さつま鶏・旬の野菜など、安全で本物の、鹿児島県産農畜産物のPRや販売促進を図るために設立された店だそうです。これは期待できそう!
御前会席の華御膳(1,800円)を注文してみました。
鹿児島黒牛の陶板焼きがメイン。柔らかくておいしいです。
カツオのたたきやさつま揚げは、ここでも登場したのでした。
たくさんいただき、大満足です。
店内もきれいで、落ち着いた雰囲気でした。
鹿児島空港へ
鹿児島空港へは、天文館の空港バス乗り場が近かったので、助かりました。
空港から天文館までは、約55分ほど。
鹿児島発15:45発JAL2410便で、伊丹へ向かいます。伊丹着は16:55。
空港では、大自然を間近に感じることができました。向こうに見える山は、何という名前かな?
奄美空港では歩いて搭乗しましたが、鹿児島空港には、ボーディングブリッジがあるようです。
帰りの飛行機も順調。たくさん見てたくさん学び、たくさん食べた奄美&鹿児島の旅でした。
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