冬の桜島&屋久島を訪ねて12 番外編:天文館~ザビエル公園周辺散策後の鹿児島ラーメン

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高速船で屋久島から鹿児島へ

2019年2月11日(月)、2泊3日で屋久島の自然に触れた私たちは、13:30発15:30鹿児島着の高速船トッピー&ロケット114便で、鹿児島に向かいました。

行きは爆睡したけど、帰りはちゃんと景色を見ることができました。でもあいにくの天気です。

九州最南端の佐多岬や、美しい姿の開聞岳、

そして桜島や行きかうフェリーを見ながら、

無事に鹿児島到着。そんなに揺れることもなく、酔い止めを飲まなくても平気でした。

天文館で一休み

高速船ターミナルからは、タクシーで天文館の中心部へ(620円)。

とても気になった石灯篭。これが「いづろ通り」の語源となった石灯篭で、昔の灯台でした。

この後ろ姿はまさか!と思っていたら、やはり坂本龍馬とお龍さんでした。

タクシーを降りて少し歩くと、ぎょっとするような看板が。

ビルをよく見ると、シロアリ駆除の会社みたい。でもインパクト大きすぎ。

鹿児島空港へのリムジン場所の乗車場所と時刻を確認し、コメダ珈琲店が近くにあったので、2日ぶりのおいしいコーヒーを飲みながら一休みできました。

抹茶ケーキのデザートセット(750円)と

ちょっと奮発してコメ黒(540円)も注文。合計1,290円。

落ち着いたところで、この周辺にある史跡やグルメスポットを探してみました。

うまい具合に、ザビエル公園と、評判の鹿児島ラーメン店があるので、早速行ってみることに。

時間的にも、バスの時間にちょうど間に合いそうでした。

ザビエル公園への道

最初の目的地は、ザビエル公園。

鹿児島の坊津に上陸した、イエズス会宣教師のフランシスコ・ザビエルにちなんだ公園です。

この公園に行くまでにも、たくさんのモニュメントがありました。

この辺りは、明治の洋画家として有名な、黒田清輝の生家があった場所

元々は養父の勧めで法律を学ぶためパリに留学。そこで洋画に魅せられ、才能を発揮したのですね。

桜島の噴火を描いている銅像もありました。

天文館通りを北に曲がると、示現流を編み出した東郷重位(しげかた)が、薩摩藩主・島津家久にその腕を認められ、拝領した屋敷跡がありました。

隣接して建つのが、示現流兵法所史料館。

昔、大河ドラマ『篤姫』が放映される前、一度行ったことがあるのですが、その時に比べてとても建物が立派になったように思います。

とても懐かしく、行ってみたかったのですが、残念ながら月曜日なので休館でした。

ザビエル公園

目的地のザビエル公園に到着。ザビエル来航400周年を記念して造られたそうです。

ザビエルを中心に、彼の活躍を支えた通訳のヤジロー(鹿児島出身の倭寇)、日本人初のヨーロッパ留学生のベルナルドの銅像が立っています。

ザビエルゆかりの地は、この他にも鹿児島にはたくさんあります。

明治時代、日本最初の仏和辞典を作成したラゲ神父が、ザビエルの功績をたたえてここに教会を建てました。

ところが教会は、第二次世界大戦で大半を焼失。

焼失を免れた教会の石壁が、ザビエル滞鹿(滞麑)記念碑となり、ザビエルの胸像とともに公園内に残されています。

すごく立派な記念碑だと思っていたのですが、そういう悲しい背景があったとは。

公園の向かいには、ザビエルを記念したカトリックの教会もあるらしいですが、そこまで足を延ばす時間はありませんでした。

鹿児島ラーメン豚とろ天文館本店

次に向かったのは、ネットで評判だった、鹿児島ラーメン豚とろ天文館本店。

うまい具合に、ザビエル公園からも近いのです。

店を探して歩いていると、どこかで見た覚えのある店。

2年前、両親と鹿児島を訪れた時に、タクシーの運転手さんに「黒豚がおいしいですよ」と紹介されたJA鹿児島県経済連の直営レストラン・華蓮(かれん)でした。懐かしい!

『西郷どん』奄美&鹿児島ツアーの旅 番外鹿児島編 交通機関とレストラン紹介

2018年12月25日

華蓮のすぐ近くに、鹿児島ラーメン豚とろ天文館本店はありました。

人気店らしく、店内は有名人のサインでいっぱい。

店もお客が多く、脱ぎにくいトレッキングシューズを脱いで、座敷に座る羽目になりました。

ネットで評判のいい、半熟煮玉子入り豚とろラーメン(970円)を注文。

鹿児島のラーメン店では、セルフサービスの漬物(大根)は定番らしい。

待つことしばし、これが半熟煮玉子入り豚とろラーメン!

さすが、チャーシューが柔らかい。名前の通り、とろとろで、たくさん入っていたように思います。

スープもとんこつにしてはあっさりめでしょうか。

やっと鹿児島らしいグルメをいただくことができ、無事に鹿児島空港行きのバスに乗ることもできました。

鹿児島訪問3回目となる今回もまた、市電に乗りそびれました。次に訪れるときこそは、乗ってみたいな。

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