2018年12月29日(土)、HISのオプショナルツアーで申し込んだ1日ツアーに参加しました。
世界一幸福な動物 クォッカに会いに行こう!人気No1 インド洋の宝石 ロットネスト島ツアー【英語/日本語】
夫や娘の希望で、「おまかせ日本語ガイド自転車ツアー&ランチのコース」を選択。1人15,630円(183AU$)でした。
パーカーポイントでクオッカに出会う
ポアパスベイを出発し、また自転車の旅が続きます。
長い上り坂もありました。
自転車が古いとちょっと辛い。変速ギアが全然効かないのです。
次に自転車を停めた場所で、やっとクオッカ(別名クアッカワラビー)に出会えました。
クオッカは小型の有袋類で、大型のネズミのような姿をしています。丸々していてかわいいです。
昔この島に上陸したオランダ人が、クオッカを見て「ネズミの巣のある島(ラットネスト島)」と呼んだのがこのロットネスト島の語源だと言われています。人を恐れず、自転車置き場にも遊びに来ていました。
私たちがこの場所で駐輪したのは、クオッカとの触れ合いのためではなく、素晴らしい景色を見るためでした。
ここはパーカーポイントと呼ばれ、島の最南端。バスツアーのための停留所もあります。
遥か彼方にパースやフリーマントルが望めるということですが、遠くの景色よりも、近くの海の色と白いクルーザーが美しい!
ここもビーチに降りられるようなので、降りてみました。
海が本当に美しい!
私たちはサイクリングツアーに参加しているので、午前中は特に自由な時間はあまりないのですが、もしツアーに参加していなかったら、ここでのんびり、泳ぐのは無理でも水遊び位したいなと思うくらいの美しさ。
更に自転車で進みます。暑いので、水分補給は気を付けましょう。どこにも自販機はありません。
ここが島の最南端。正確な意味でのパーカーポイントです。
ビーチで泳いでいる人もいました。本当にうらやましい!
リトルサーモンベイとサーモンベイ
パーカーポイントから西は、リトルサーモンベイと呼ばれる場所。
この辺りはあまり人もいません。
美しい海を独り占めしているようで、とてもぜいたくな気持ちになります。
美しい景色を見ながら、自転車をこぐのも楽しいものです。でも日焼け止めは絶対必要!
海に浮かぶ小さな岩山の上にあるのは、オスプレイ(ミサゴ)という鳥の巣なのだとか。初めて見ました。
魚などの獲物を見つけると、素早く翼を羽ばたかせて空中に静止するホバリング飛行を行った後に急降下し、水面近くで脚を伸ばし両足で獲物を捕らえるそうです。この海のどこかで、獲物をとっているのでしょうか。
さらに進むと、遠くに小さく灯台が見えてきました。次の目標地点、ワジェマップ灯台です。
灯台までは、サーモンベイと呼ばれる、島内で一番長いビーチを見ることができました。
日本のCM撮影のロケ地にもなったのだとか。
インド洋の美しさは、スリランカでも印象深かったのですが、ロットネスト島で見たインド洋の美しさは、スリランカに負けていませんでした。
ワジェマップ灯台
かなりハードな上り坂を登って、ワジェマップ灯台を目指します。
若者はすいすい登っていきますが、私たちは早々にギブアップ。足の筋力が弱っています。
無理せず歩きました。夫の自転車(私のと交換してくれた)が不調になり、ガイドさんの自転車と交換してもらうというアクシデントも発生。古いタイプの自転車(3段変速しかない)は良くない?
灯台は、バスツアーも立ち寄る名所。
途中で見かけた、かわいいクオッカ。この子たちも人懐こい。まるまるしていて、猫ならきっと、おいしそうだと思うでしょう。
下からローアングルで撮ると、笑顔のように見えるそうで、そのため「世界一幸せな動物」とも呼ばれていますが、なかなかうまく笑顔の写真は撮れません。それでもかわいさは伝わると思います。
やっと灯台近くに到着。青空と白い灯台のコントラストが美しい!
高台になっているので、見晴らしもいいです。向こうのオリバーヒルには大砲もあるとか。
この辺りの丘には、美しい花も咲いていました。
美しい灯台ですが、白人によって囚人とされたアボリジニの労働によって建てられたのだという悲しい歴史もあるようです。有料だったので入場は断念しました。
後で知ったのですが、灯台に続く坂道は、クオッカ頻出ポイントなのだとか。
撮影角度を間違えると、なかなか凄みのある顔立ち。ちなみに草食性です。ご安心を。
ロットネスト島以外では、絶滅した分布域も多いというクオッカ。人間との共存に向け、模索がこの島でも続いているようです。餌はあげないようにしてくださいね。
少し離れたところにあるのが、昔の灯台(だったかな?)。
この武骨な建物を見ていると、難破船が多かったという昔のロットネスト島の現状が、なんとなく実感できました。
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