2019年5月4日(土)は、ミュンヘン発のバスツアーに参加しました。
参加したのは、ベルトラの「ノイシュバンシュタイン城&リンダーホーフ城」のモニターツアー。
1人57ユーロで3人参加。合計20,483円でした。
当時はモニターツアーだったので、レビューを書けば1人分(7,363円)返金してくれたのもありがたかったです。
リンダーホーフ城を見学した後、バスはオーバーアマガウへ向かいました。
美しい民家の数々
オーバーアマガウの魅力の1つが、民家の外壁に描かれた美しいフレスコ画。
まだバスが走っている時から、絵の描かれた家が見えてきました。
11:05~11:45が、オーバーアマガウの自由散策時間です。
なんだかドイツらしくていいですね。今でもフレスコ画は、描かれ続けているようです。
まるでグリム童話などのおとぎ話に出てくる家のようです。
絵のモティーフは、宗教的なものが多いようですが、世俗の人々を描いているものもありました。
土産物屋に描かれているものも多いですが、普通の民家にも描かれているようです。
『赤ずきんちゃん』や『ヘンゼルとグレーテル』という童話の世界を描いた民家もあるようですが、私たちはその家は探さずに、駐車場の周辺をぶらぶら歩いていました。
オーバーアマガウは、木彫りの土産物も有名みたいです。
これも宗教的なものが多いかな。
10年に一度の復活劇 次は2010年
実はオーバーアマガウを有名にしているのは、美しいフレスコ画の民家ではなく、10年に一度、村人が総出で上演するキリスト受難劇。
1633年、「ペストの蔓延が収まったら受難劇を10年に一度上演する」という誓いを立てたことがきっかけとなって、翌年最初の上演が行われたのだとか。
この劇場で上演されるようですね。
次の上演は、2020年。来年、つまり東京オリンピックの年になります。見てみたいな。
キリスト役を演じる村人などは、もう今から、髪や髭を伸ばしているそうです。
ちょうどお昼時だったので、ミュンヘン中央駅のリシャルトで購入したパンを食べて昼食。
アルペン街道を走る
オーバーアマガウを出発したバスは、ノイシュバンシュタイン城の麓・ホーエンシュヴァンガウへ向かいます。
この辺りは「アルペン街道」と呼ばれ(リンダーホーフ城やエッタール修道院もこの街道上に位置しています)、とても風光明媚なところ。
下の写真は、エシェルスバッハ橋という1929年にできた鉄筋コンクリートの橋。
足下76mのアマー峡谷に架かっていますが、自殺者の多い橋なのだとか。
ロマンチック街道と重なる部分もありますが、「アルペン街道」の名の通り、オーストリアとの国境をなすアルプス山脈の麓を走っています。
やがて、車窓にノイシュバンシュタイン城が見えてきました。
今回のツアーでは訪れることはできない、ホーエンシュヴァンガウ城も見えてきました。
次回はいよいよ今回のツアーのハイライト、ノイシュバンシュタイン城を訪れます。果たして天気は大丈夫かな? また次回をお楽しみに。
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