雨のミュンヘン観光1 市庁舎のからくり時計とマリエンシュール

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2019年5月3日(金)、オーストリアのザルツブルクからバイエルンカードを使い、国境を越えてドイツのミュンヘンまで列車移動。

ホテルマルクスシティックス・ザルツブルク&ザルツブルク中央駅利用体験記

2019年6月30日

昨日観光したザルツブルクはいいお天気で、最高気温は21度もあったのに、今日の予報は雨。最高気温は13度、最低気温は6度とかなり気温も下がっています。

GWのヨーロッパは、日本よりかなり寒いです。日本も改元前後は寒かったようですね。

12時までに新市庁舎へ急げ!

天気予報通り、ミュンヘンは雨でした。

中央駅からまず、ミュンヘンでの宿ホテル・アンドラ・ミュンヘンへ。

ミュンヘン中央駅に到着したのが11:06。そこから大急ぎでホテルへチェックインし、荷物を置いて再び雨の街へ急いだのには、理由がありました。

12:00までに新市庁舎のあるマリエン広場に行き、新市庁舎のからくり時計を見たい!!

幸いホテルのスタッフが、「今からなら大丈夫」と励ましてくれ、maps.meで長女がうまくナビゲートしてくれたおかげで、道に迷くこともなく、余裕でマリエン広場に到着できました。

ドイツ一の仕掛け時計 グロッケンシュピール

マリエン広場の一角にあるミュンヘンの新市庁舎の建物は、ネオ・ゴシック様式の、とても美しい建物でした。

「新」とつくだけあって、1867~1909年(日本でいえば、ちょうど明治の期間中)に建てられたそうです。ヨーロッパの旧市街にある建物に比べれば、確かに新しい。

建物外観も美しかったのですが、私たちのお目当ては、グロッケンシュピールと呼ばれる仕掛け時計。

ドイツ最大の仕掛け時計だそうです。

5月の場合、11:00、12:00、17:00(11月~2月は17:00はありません)の3回、仕掛け時計が動くのです。

私たちは何とか12:00の回に間に合いました。

約10分間、32体の人形が動き出します。

私たちのカメラでは、望遠でもこれが限界。もし望遠レンズをお持ちの方は、ぜひ持参されることをお勧めします!

この写真ではわかりづらいですが、何と人形はすべて、等身大!

1568年に行われたバイエルン大公ヴィルヘルム5世と、仏独国境に近いロートリンゲン(現在のフランス領ロレーヌ)公女レナーテとの結婚式を再現しており、他にも騎士が馬上槍試合を行っている様子や、ビール樽の職人が現れくるくるとダンスをする様子が表現されているそうです。

馬上槍試合をする騎士たちですが、勝つのはすべて、青と白の旗を持つ(馬にもかけている)バイエルンの騎士というのも、郷土愛溢れるバイエルン州の首都・ミュンヘンらしいですね!

この塔の上にも上れるようです。雨じゃなかったら、上がっていたかもしれません。

マリエンシュールとマリエン広場

新市庁舎の近くには、高い円柱があり、マリエンシュール(マリア像)と呼ばれています。

三十年戦争中のスウェーデンの占領が終わるのを祝うため、1638年に建てられたそうです。

円柱の上に立つ金色の像は、バイエルンの守護聖人である聖母マリア。

台座には、翼をもつ幼児プット(都市の象徴)の像が4体あり、それぞれ蛇(不信)、ドラゴン(飢餓)、ライオン(戦争)、バシリスク(ペスト)と戦っています。

この柱は、バイエルン王国の中心であり、すべての道の起点となっている。ということは、江戸の日本橋みたいなものかな?

マリア像のある広場だから、マリエン広場と呼ばれているのでした。

この可愛い塔や建物は、旧市庁舎。何度も修復工事が繰り返され、現在はおもちゃ博物館となっているそうです。

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