2019年7月13日(土)、北投温泉を満喫した私たち。
次に訪問したのは、MRT(台北メトロ)終点にもなっている淡水です。
淡水の紅毛城は、営業時間に注意!
淡水は夕日の名所らしいのですが、もう1つ、見たい場所がありました。
それが「紅毛城」と呼ばれる西洋人の城。
夕日メインで淡水に行くと、ついつい到着が遅くなり、紅毛城の入場時間に間に合わない可能性があります。
私の職場の先輩も、夕日は見たけれど、紅毛城は閉まっていて見ることができなかったのだとか。
調べてみると、営業時間は9:30~17:00(土~18:00)。意外と早く閉館しますね。
私たちは偶然土曜日に訪れたので、少し余裕がありましたが、それでもMRT淡水駅前からどのバスに乗っていいのかわからず、やっと来たバスに乗ろうと思ったら、運転手さんから「紅毛城は行かない」みたいなことを言われ、埒が明かなくなったのでタクシーに乗り、何とか間に合いました。
歩くと20分はかかりそうな距離ですね。でも歩けないことはないかな。
紅毛城は台湾に現存する最古の建築物
何とか営業時間に間に合い、紅毛城を見学することができました。
1628年、当時台湾北部を拠点としていたスペイン人によって建築されたのだとか(当時はセント・ドミニカ城という名前)。
スペイン勢力撤退後はオランダによって城は再建され、その後イギリス領事館となり、1980年に中華民国政府に所有権が移管したそうです。
「紅毛城」と聞いたとき、台南にも似たようなお城があったことを思い出しました。
赤嵌楼、紅毛楼とも呼ばれる赤崁楼(せきかんろう)で、オランダ人によって築かれた城。
昨年(2018年9月)の3連休に訪れました。
調べると、当初台湾北部はスペイン、南部はオランダが支配していたけれど、スペイン人がフィリピンの混乱で台湾経営に集中できない状況を利用し、スペイン人を台湾から追い出したのです。
下は1891年に建設された、イギリス領事官の建物。
そしてセント・ドミニカ城を改修し、アントニー要塞と命名。現存する紅毛城の大部分はこの時建築されたものだそう。
これが台湾最古の建築物なんです。
オランダ人が築いた城なので、「紅毛城」と名付けました。江戸時代の日本でも、オランダ人やイギリス人は「紅毛人」と呼ばれていますね。
イギリス領事館時代の家具調度品が展示されています。
城の歴史を紹介するパネル展示もありました。
日本語も併記してあり、ありがたかったです。
淡水で夕日を見る
紅毛城から淡水駅まで今度はバスに乗り、スタバで休憩してから、近くを散策してみました。
夜市はなさそうだけれど、通りにはたくさんの人が出てきて、週末を楽しんでいます。
そして、水辺の公園へ。海だと思ったけれど、実は川(淡水河)だったのです。
残念ながら曇ってきて、夕日は見られなかったけれど、大勢の人たちが思い思いに水辺でくつろいでいました。
週に一度でもいいから、こういう場所で、戸外でのんびりできるのもいいですね。
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