2019年9月14日(土)・15日に、HISの1泊2日バスツアーに参加しました。
2人で47,960円。7:45梅田出発で、大井川鐡道と『夢の吊り橋』は2日目に観光します。
1日目の行程も、今まで訪れたことのない場所ばかりで、とても面白いものでした。
夢の吊り橋を渡るなら、携行食を買っておこう
三ケ日温泉にあるホテルリステル浜名湖できれいな朝日を拝み、7:50にホテルを出発した私たち。
やっぱり遠くから見ると、白い船のように見えるホテルでした。
バスは浜名湖の北部を通り、新東名高速道路・掛川SA経由で、大井川鐵道井川線・奥泉駅を目指します。
奥泉駅からは路線バスに乗り換え、寸又峡第3駐車場へというのが、今日の行程。かなりハードそうです。
添乗員の田中さんからは、今回のツアーの目玉・「夢の吊り橋」は渡るまでにかなり並ぶので、レストランでゆっくりランチを食べている時間はない。渡りたいなら、携行食を本日最初の休憩場所である掛川SAで購入するようにと言われました。
そこでお茶やおにぎりを購入したのですが、珍しい和菓子を見つけました。
「あんまき」という三河発祥のお菓子です。おいしそうなので購入しました。これで大丈夫!
大井川の水量と吊り橋の話
携行食を補充した私たちのバスは、大井川沿いを走ります。
さすが静岡!お茶畑です。これから訪れる静岡県川根本町では、高級茶である川根茶を生産しています。
緑が濃くて、とても美しい。ちょっと感動しました。
そしてこれが、大井川。
河原が広い割には、とても水量が少ないなと思っていたら、昔はとても水量豊富だったのに(「大」井川)、相次ぐダム建設で、一時は川の水が枯れてしまったこともあったそうです。
午後に乗車するツアーのもう1つの目玉・大井川鐵道は、ダム建設物資運搬のために建設されたものと知り、ちょっと複雑な気分になりました。
今は流水も復活し、徐々に川は再生していますが、リニア中央新幹線工事の影響も心配され、昔の水量豊かな大井川への道のりは、まだまだこれからというところ。
水量がたとえ少なくても、吊り橋はスリル満点。
実は大井川やその支流には、たくさんの吊り橋が掛けられている「吊り橋の名所」らしいのです。この吊り橋も、そのうちの1つ。八木の吊り橋かな? ものすごく怖そうです。
吊り橋ではないですが、緑と橋の赤のコントラストが美しくて、いいですね。
奥泉駅は見どころいっぱい!
川根本町にある大井川鐡道・奥泉駅は、奥大井へ向かう井川線と、寸又峡へ向かうバス路線との接続点となっている駅です。私たちはここで路線バスに乗り換えです。
駅前ロータリーでバスを降りたら、古代人の家族を表現したような銅像があるのにびっくり。
トイレも竪穴住居風で、絶対何かあると思ったら、下開土(したのかいと)遺跡という縄文遺跡が発見された場所なのだそうです。
トイレからは階段を下って、奥泉駅へ。
小さな可愛い駅です。
ホームの端をよく見ると、江戸時代の旅人のような像が。
駅構内には、井川線(愛称は南アルプスあぷとライン)の写真がたくさん飾られていました。
日本で唯一のアプト式鉄道だそうですが、最初は「アプト式って何?」というレベル。
でも、この車に描かれた図を見てわかりました。急勾配の坂を上るため、線路に歯形がついているのですね。
美しい花が咲く駅はすごく風情があり、いつかアプト式鉄道を体験してみたいなと思いました。
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