2019年8月6日(火)夜から8月19日(月)まで、中央アジアを旅する機会がありました。
関西からは残念なことに直行便がなく、最初の訪問国ウズベキスタンのタシケントへはソウルから乗り継ぎです。
同行する長女が、どうせならソウルにゆっくり滞在し、美味しい韓国グルメを食べたいと提案し、16年ぶりにソウルを訪問しました。
ホテルエアリラックスへ
私達は6日夕方に関空に到着し、20:05発アシアナ空港OC117でソウルへ向かいました。
アシアナに乗るのは久しぶりです。今回もちょっと出発が遅れました。
日韓関係の悪化が気になっていましたが、このときはほぼ満席。
機内食です。以前はもっと軽食っぽかった記憶があります。グレードアップしてくれたのかな。
仁川空港では、長女が空港インフォメーションで交渉し、送迎車を呼んでもらえることになりました。英語力の無い私達夫婦だけなら、絶対できない。やっぱり英語力は必要です。
3F出口7Gの辺りで待つことしばし、ホテルのロゴ付きの車が来ました。
今晩お世話になる、ホテルエアリラックスの車です。
ホテルは空港から近いと聞いていましたが、車で10分かかりました。最初徒歩で行くことも考えていたのですが、絶対無理そう。
ホテルはとても快適で、ハイテク機器が充実していました。韓国らしいかな。
朝食はソルロンタン
8月7日(水)、ホテルから空港までのシャトル便に乗り、空港でスーツケースを預けます。
3階カウンターBの奥の方にあり、料金は1万ウォン。
身軽になって地下鉄でソウル市内へ。それにしても、ソウルの地下鉄は深く潜っています。地下7階までホームがあるんですね。
まず最初に向かったのは「神仙ソルロンタン」という店。
ソルロンタンとは、牛の肉や骨を長時間煮込んで作る、乳白色のスープ。
家庭ではなかなか味が出しにくい料理らしく、店で食べることが多いそうです。
長女が案内してくれたこの店は、大ヒットした韓国ドラマ「華麗なる遺産」の舞台にもなり、日本でもテレビ放映されて大人気になったらしい。
そのためか店内は、朝まだ早いのに女性客で一杯!
昨日のアシアナ航空の機内食がやや軽めだったので、少しお腹がすいていた私達は、
「お肉たっぷりソルロンタン」(15,000ウォン)の他に「シンソン蒸餃子」5個(6,000ウォン)と「キムチチヂミ」(10,000ウォン)も注文。
ソルロンタンは意外とあっさりしていて、優しい味。栄養がたっぷりありそう。美味しかった。
この店ではキムチやカクテキも食べ放題。ちょっとボリュームのある朝食が食べられました。
広蔵市場へ
次に長女が向かったのは、広蔵市場。
途中、普信閣という昔の鐘楼や、世界遺産の宗廟という歴史的建造物の前を通ったのですが、あいにくの雨で観光は断念。
広蔵市場到着。地元民も通う、活気あふれる市場です。
まだ昼食には早い時間だったのですが、すでに屋台には多くの客がいました。
本来ならここで、美味しい屋台グルメをいただく予定だったのですが、神仙ソルロンタンでたくさん食べてしまったため、屋台グルメは断念。またいつか来てみたい!
日本でも人気のパッピンス
続いて訪れたのは、韓国風かき氷の店。
日本にも支店がある「コリアンデザートカフェ ソルビン」明洞2号店。このビルの2階です。
韓国風かき氷は、「パッピンス」という名前で、最近日本でも人気なのだとか。
写真付きメニューで、とても分かりやすいですね。
一番人気のきなこ餅かき氷を1つと、アイスコーヒーを2つ注文。
アイスコーヒーは3,500ウォン、きなこ餅かき氷は8,900ウォンでした。
粉雪みたいなふわふわさらさらのかき氷と、懐かしい甘さのきなこ餅は、とても相性が良くて、同じくきなこデザートが充実している日本で、なぜ作られなかったのか不思議です。
店内もお洒落でゆっくりくつろげます。まだ決めていなかった旅行中のホテルを予約するなど、充実した時間を過ごせました。
チーズタッカルビの有名店
最後に訪れたのは、すぐ近くにあるチーズタッカルビの「ユガネ」明洞2号店。
チーズタッカルビも聞いたことがなかったのですが、2年ほど前から若い女性の間で大流行している料理らしい。
タッカルビというのは、鶏肉と野菜をコチュジャンで鉄板炒めする料理。
やや辛めの料理ですが、チーズフォンデュのようにしてチーズと一緒に食べれば辛さが和らぎ、辛い料理が苦手な私のような人でも食べやすくなるのだとか。
調理は大体、スタッフがしてくれました。
確かにチーズを混ぜると、辛みは抑えられていました。
でも神仙ソルロンタンやソルビンでかなり食べた後なので、だんだん苦しくなってきます。
申し訳ないことに少し残してしまいました。ごめんなさい。
代金は、税込みで3人分33,000ウォンでした。
日韓関係悪化のニュースが連日流れ、ソウルで日本人が観光していて大丈夫かなと心配していたけれど、実際に行ってみると全然反日的な雰囲気もなく、皆さんとても親切でした。
お腹がいっぱいになった後は、いよいよ中央アジア最初の訪問国、ウズベキスタンへ出発です!
一体どんな冒険が待っているのかな? それはまた次回のお楽しみに。
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