2019年11月24日(日)、クラブツーリズム主催のバスツアーに参加しました。
近江の紅葉名所「鶏足寺」と「永源寺」紅葉に染まる多良峡 10のお持ち帰りも!
というツアーです。
時間厳守で紅葉散策
長浜市木之本町の紅葉名所・鶏足寺を出発した私たちは、最後の紅葉名所・東近江市の永源寺へ向かいます。
所用時間は約1時間ほど。でも実は、色々なアクシデントが午後から度々あり、到着予定時間が遅れ気味になっていたのです。
到着したのは16:30頃。今日の紅葉名所で初めて、大型バス駐車場がありました。
当初は17:20分集合予定でしたが、奈良交通西浦運転手の助言で、帰りの渋滞を避けるため、17:15時間厳守の集合となりました。
目指す永源寺は、駐車場から橋を渡り、急な階段も登らなければなりません。
土産物屋で買い物をしている暇はないのです。なんだか気ぜわしい。
ライトアップが美しい
急な石段を登り、まず目指すのが総門。
観光客がここも多く、中には杖を突いて登ってくる団体もありました。
まだ夕方4時半頃ですが、曇っているし山の中で早く暗くなるためか、もうライトアップが始まっています。
山門が、ライトアップのためかとても美しく見えました。
境内も、美しく色づいているようです。
永源寺は、室町時代の初め1361年に、近江守護の佐々木氏頼が創建した臨済宗の寺院。
開山の寂室元光禅師(正燈国師)が手植えしたという楓です。
庭園もライトアップされ、夕暮れの中で紅葉が一際輝くようでした。
境内の奥へ
永源寺の境内は、かなり奥まで続いています。
山門に近い本堂周辺は紅葉が美しいのですが、かなりの観光客で混雑していたので、私たちは少し奥の方へ歩いてみることにしました。
永源寺は戦国時代、二度も大きな戦火を受けて全山焼失しましたが、江戸時代に後水尾天皇や東福門院和子、彦根藩の帰依を受けて、伽藍が再興されたようです。
臨済宗寺院では、お茶をよく飲まれていたのかな。
茶筅塚がありました。
奥の方も紅葉が美しい。
少し晴れてきて、夕焼けの光が差し込むからか、とても紅葉が鮮やかです。
今日あちこちで見た紅葉の中で、一番美しいなと思いました。
紅葉の中に、よく見ると赤い橋。
この奥には永源寺ダムがあります。行ってみたい気もしましたが、時間もないので断念しました。
癒しの竹灯籠
法堂(はっとう)とは、禅宗寺院で僧侶が仏教を講義する建物のこと。
その法堂で、面白い催しがありました。
須弥壇の三尊の前に、竹灯籠が灯されていました。とても幻想的な光景です。
地元の方々の作品かな? 「癒しの竹灯籠」という催しでした。
御朱印と十六羅漢
永源寺でも御朱印を頂きました(300円)。広い御朱印授与所があります。
ご本尊『世継観世音』の御印で、子宝や安産祈願はもちろんのこと、後継者祈願や子孫繁栄などの霊験があるのだとか。
御朱印と一緒に頂くはさみ紙(押さえ紙)には、御朱印の解説とともに、「御朱印帳は、観光スタンプとは異なるものです。ご自身のお守りとして、末永く大切にご奉持下さい」と書かれていました。私も自戒しよう。
薄暗くなった境内から、急ぎ足で駐車場を目指します。
暗い道で、階段もあります。私たちのツアーは大丈夫でしたが、他の団体でけがをされた方があり、放送でご家族や添乗員さんが呼び出される一幕も。気をつけましょう!
石段に、眼鏡をかけたお地蔵さんのような不思議な像がありました。十六羅漢像でもないし、何かな?と面白く見ていました。
帰りも参道の土産物屋で、お土産を買う余裕なし。
もうすっかり夕闇です。
皆さん時間厳守で集合し、草津PAで休憩。渋滞を避けるため京滋バイパス経由で新大阪、そして梅田へ。
大幅に遅くならず、ほぼ予定通りの20:10頃の帰着でした。皆さんお疲れさまでした。
コメントを残す