成田空港周辺御朱印巡り&うなぎグルメの旅2 香取神宮

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2019年10月22日(火)は、即位礼正殿の儀のため今年限りの祝日でした。

仕事も休みになったため、夫の提案で、成田空港へ行きました。

目的は、成田山新勝寺と鹿島&香取神宮の御朱印、そしておいしいうなぎを食べること。

まずは最初の目的地・香取神宮へ。悪天候なので、あまり写真は撮れませんでした。

成田空港周辺御朱印巡り&うなぎグルメの旅1 関空始発ピーチで香取神宮を目指す

2019.12.19

「身代わり進治郎」父子の銅像

香取神宮は、千葉県香取市にある下総国一宮。

全国でも有数の古い神社だそうで、うっそうとした森のたたずまいが印象的でした。

杉の老齢林が多く、千葉県指定天然記念物にも指定されているそうです。

その境内入り口、赤鳥居のすぐ近くにあるのは、香取市出身の10代目山村進治郎(1908~1964)氏と11代目の山村進治郎(1933~1992)氏の銅像。

山村家は代々米穀商を営む由緒ある名家で、当主は代々進治郎を名乗り、10代目は自民党で要職を歴任し、池田内閣で行政管理庁長官も務めました。右の像です。

11代目(左)も自民党で活躍し、佐藤内閣で運輸政務次官だった1970年、よど号ハイジャック事件が発生。

このとき11代目は犯人と交渉して乗客の身代わりとなり、当時国交のなかった北朝鮮に向かうこととなりました。

当時は冷戦まっただ中。国交のない北朝鮮に行けば、生きて帰れる保障はなかったそうです。

しかし運良く、6日後に解放されて無事帰国。

この英雄的な行動で、一躍11代目は広く名が知られるようになり、その後も政界で活躍し、乗客救助の功で内閣総理大臣顕彰も受賞しました。

彼の最期は衝撃的なもので、ここに書くのは差し控えますが、地元の人々の尽力により、父子二代の胸像が並んで建てられています。

香取神宮の要石

広い香取神宮には見所がたくさんありますが、興味を惹かれたのは要石(かなめいし)。

地中に棲み、地震を起こすと考えられた大ナマズを押さえつけている霊石です。

明治以降の国難に殉じた地元出身者を祀る、香取護国神社の横を通って、要石に何とかたどり着きました。雨なので足下がおぼつかない。

鹿島神宮にも要石があり、僅かに露出している部分が香取神宮は凸型、鹿島神宮は凹型になっています。

関西の神社には、要石があるとあまり聞かないのですが、この地方では古代から地震が多かったようですね。「香取神宮参拝の栞」には、「この地方ただよへる国にして地震多きが故に」と書かれています。利根川流域の水郷地帯で、地盤が軟弱なのかな?

香取と鹿島の要石は地震の元凶・大ナマズの頭と尾を押さえつけており、見た目は小さいけれど地中部分は大きく、決して抜くことは出来ないのだとか。

あの水戸光圀(水戸黄門)が周囲を掘らせてみたけれど、根元を見ることは出来なかったそうです。不思議な霊石ですね!

楼門と本殿

参道に戻り、総門(下の写真)を抜けると立派な唐門がありました。

唐門の上に掲げられた額は、東郷平八郎の筆になるもの。

唐門の右像は武内宿禰、左像は藤原鎌足だそうです(一般的には左大臣・右大臣)。

そしてこれが本殿です。

黒漆を基調とした檜皮葺がとても印象的。こんな神社、今まで見たことないかも。

黒いので、金色の飾りがとてもよく映えています。皇室を象徴する菊の紋もありました。よく見ると、黒以外の色彩もあってなかなか鮮やかです。

祭神は、国譲りで活躍した武神フツヌシ(経津主大神)。藤原氏の氏神の一社とされ、歴代の武家政権、そして現在も武道分野から篤い信仰を集めているそうです。

念願の御朱印もいただきました(300円)。奥宮でも御朱印を頂けるようですが、天気も悪いし、1日で鹿島神宮&成田山新勝寺にも行くというスケジュールのため、今回パス。

時間がかかるようで番号札をいただき、その間に宝物館を見学。入館料は300円。

館内は写真撮影不可のため、写真で紹介は出来ませんが、国宝の海獣葡萄鏡(日本三名鏡の1つ)や国譲りを描いた数々の絵画、源頼朝の寄進状などを見ることが出来ました。

とても充実している宝物館で、海獣葡萄鏡の詳しい解説などもあり、よくわかりました。

戦艦「香取」船首部分の「菊の御紋章」は迫力満点。戦艦マニアでなくても必見です!

香取神宮と鹿島神宮

香取神宮(フツヌシ)と鹿島神宮(タケミカヅチ)が二社でセットになっているのは、要石や宝物館の展示でよく伝わってきます。

利根川両岸に相対して存在していて、昔は陸上からではなく、利根川から参拝していたとのこと。

また、この両社がある下総国(香取神宮)と常陸国(鹿島神宮)は、中臣氏(後の藤原氏)の本拠地だったのだとか。

中臣氏は近畿出身の一族だと思っていたので、意外です。

そういえば、『鹿男あをによし』という小説で、鹿島大明神(タケミカヅチの神)が鹿に乗って奈良にやってきたという話が紹介されていました。

調べてみると色々面白いことがあるものです。

おまけ 参道商店会の名物団子

この日は悪天候のため、神社や参道商店会は閑散としていて、参拝客はほとんどいません。

閉店している店もあってちょっと寂しい。

団子を売る店が多く、その中の1軒「梅乃家本店」で1人前購入(250円)。

でも駐車場にゴミを捨てる場所がなく、とても困りました。

これも美化対策なのかな?

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