おいしいレストランがホテルの近くに!
2019年12月29日(日)、マンダレーでお世話になったのが、ヤダナポンダイナスティホテル。
このホテルのありがたい点は、近くにおいしいレストランがあることでした(フロントの人に教えてもらいました)。
ホテルから徒歩2分の場所にある、ユニークミャンマーレストランです。
観光客向けの店ですが、それでも安くておいしい料理を食べることができました。
店内もきれいで、ミャンマーらしい雰囲気の内装です。まだ早い時間だったので、余裕で座れました。
よみがえる老舗ブランド「マンダレービール」
バガンのレストランでは「ミャンマービール」を注文しましたが、このレストランのメニューを見ると、「マンダレービール」というのもあります。
こういうときはやはり、地元のブランドを試したいですよね。
頼んでみたところ(4,000チャット)、コクがあってとてもおいしかったのです。
このおつまみもおいしかった!
これに気をよくして、ほかの場所でマンダレービールを探したのですが、どこにもありませんでした。ミャンマーの大きなスーパーにも売っていなかったのです。
こんなことなら、お土産用に買えばよかったなと少し後悔(土産物を購入する時間なんて、多分捻出できなかったと思うけれど)。
後で調べてみると、ミャンマートップのシェアを誇る「ミャンマービール」が1990年代に生産開始(ミャンマーブルワリー社)したのに対し、「マンダレービール」を製造するマンダレーブルワリー社は、1886年に製造を開始した伝統の老舗企業だったのです。
かつては老舗でトップシェアを誇っていたのに、国営企業となり、十分な生産管理や営業活動をしなかったので、社会主義経済が放棄されて民営化されると、ほかの企業に大きく水をあけられることになってしまいました。
マンダレーでも、高齢者はマンダレービールを知っていても、若者は知らなかったという状況だったのだとか。
最近ではキリンホールディングスが出資して、品質管理を徹底し、まずは地元でおいしさを味わってもらう方針らしいです。
詳しくはこちらをご覧ください。
とにかく、マンダレービールが口に合ったら、地元で確保しておいた方がいいですね。
お茶の葉サラダ
この店の料理は、看板にもあるように、ミャンマー料理と中華料理が半々でした。
その中で面白かったのが、お茶の葉サラダ(3,500チャット)。
ミャンマーでは、ラペットゥと呼ばれる国民食なのだとか。今日注文した料理の中で、一番安いメニューでした。
発酵させた茶葉に、揚げたナッツ・ごま・ニンニクやとうがらし、干しエビなどをあえて食べる料理です。
ちょっとピリッとするけれど、なかなかおいしい。長女は気に入った様子。
色の違うトマトがあるのも面白いですね。
カレーと炒飯
これに加えて、ポークとドライマンゴーのカレー(小 6,000チャット)や肉入炒飯(小 4,500チャット)を注文。まさにミャンマーと中華が半々です。
カレーはとても深みのある味でおいしいのですが(シチューみたい!)、ライスがついていなかったので、夫はちょっと物足りなかったようでした。
炒飯もなかなか美味しい。
ミャンマービールも追加して(4,000チャット)、マンダレービールと飲み比べたりしながら、楽しい夕食タイムを過ごしました。
最後はデザート。最初のおつまみ(付出し?)もフルーツも、料金は取られていません(感謝)。
これだけ頼んで、料金は22,575チャット(消費税が5%かかりました)。
バガンと比べたら高かったけれど、雰囲気もよかったし、ミャンマー第二の都会なので妥当な値段かもしれないなと思いました。
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