2020年1月19日(日)、初めて京都府宮津市にある、日本三景の1つ・天橋立を訪れることができました。
天橋立ランチは対橋楼の海鮮丼
知恩寺参拝を終え、天橋立を途中まで歩いて引き返した私たちは、12:40からのガイドツアー開始までに、昼食を食べておくことにしました。
知恩寺門前~天橋立駅周辺にはたくさんの店があり(JR宮津駅前よりも賑わっていてびっくり)、かなり迷ったのですが、対橋楼という店に決定。
後でガイドさんに教えられたのですが、与謝野晶子も泊ったことがある由緒ある旅館なののだとか。
とても印象的だったこの店も、実はこの宿のお土産処。
販売されているのは、地元アーティストがつくった民芸品だそうです。
私たちがこの店に決めたのは、由緒ありげな外観と、豪華でおいしそうな店頭の写真。
案内されたのは、1階にある食事処・「阿蔵」。
宿の名前の通り、廻旋橋が窓の外に見えました。
廻旋橋を見ながら味わう海の幸
さて、私たちがいただいたのは
この華盛り海鮮丼と
サザエのつぼ煮、
そして、憧れのカニ刺し。
少しお醤油をつけて、ぱくっと頂きました。
この季節だけの贅沢。関西人に生まれてよかった。
廻旋橋が動いている!
窓の外の廻旋橋をちらちら見ながら食事をしていたのですが、外が何やら慌ただしい気配。
カメラを持った人が、うろうろし始めたのです。
何が起きるのかと思っていたら、廻旋橋が動き始めたようでした。ここってもしかして一等席?
この橋は船が通るたびに90度旋回する珍しい橋で、天橋立と文殊堂のある陸地をつなぐ橋です。
私たちも、先ほど渡ってきました。
ここが可動部分。
そして、稼働するときに交通を遮断するためのチェーンもありました。
橋の下を通る船のため、1923(大正12)年に手動でまわる廻旋橋ができましたが、橋の下を通る大型船舶が多くなり、1960(昭和35)年5月から電動式となったそう。
これで完全にまたくっついて、人が渡れる橋になりました。
船が通るときはもちろん、日曜日は11時~15時の間は、1時間に1回、動かしてくれるそうです。
食事をしながら橋が動くのをを見られたのは、とても運がよかったと思いました。
帰り際にも稼働している橋に遭遇!
さて、この廻旋橋が動いているのを、ガイドツアーが終了して、観光船の桟橋から降りた時に、見ることができました。
ガイドツアー終了時に、ガイドさんが予言していた通りでした。
なかなか普通の生活をしていても見ることができない、面白い眺めです。
ちなみに、動いていないときの廻旋橋を横から見ると、こんな感じ。左側の橋脚が中心となって回転しているのだなということが、よくわかりました。
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