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SNSで話題のスポット!標高1,800m!雲海一望!寿司・ローストビーフ・スイーツなど40種の食べ放題!『SORAテラス』&信州のフルーツ狩り食べ放題!露天風呂付ホテル宿泊 ロマンチック軽井沢2日間
というHISの1泊2日のバスツアーに参加しました。価格は2人で32,474円です。
関西人にはなじみがない?軽井沢
避暑地」として余りにも有名な軽井沢ですが、関西からはバスで行く、もしくは東京経由の新幹線で行くなど、ちょっと行きにくいというイメージ。
私たちも軽井沢は初めてで、何があるのかも全然知りませんでした。
中野市の信州フルーツランドを9:40頃出発して一般道を走り、10:50頃中山道追分宿でガソリンを100リットル補給し、軽井沢に到着したのは11:15。
やはり遠く感じました。
宣教師が開いた軽井沢
今回のツアー最大の目玉が、「軽井沢に2時間半滞在」という点。
2年前は2時間で企画したところ、「滞在時間が短い!」という感想が多かったのだとか。
その中で外せないのが、軽井沢が避暑地になるきっかけとなった、外国人宣教師ゆかりの教会巡りです。
昔の軽井沢は、中山道の宿場町でした(知らなかった!)。
宿場町の面影を残すつるや旅館。
芭蕉の句碑も残っています。
そんな軽井沢を愛し、最初に別荘を建てたのがカナダ生まれのショー宣教師。
軽井沢ショー記念礼拝堂には「避暑地軽井沢発祥の地」と書かれた案内板も立っています。
故郷カナダの風景と、軽井沢の自然がよく似ていたそうです。
今回訪れたときは、美しい苔の緑がとても印象に残りましたが、カナダも苔が美しいのかな?
やがて他の外国人宣教師達も別荘を建て、軽井沢に教会が増えていくのです。
堀辰雄の『風立ちぬ』など多くの文学作品にも登場し、昭和の有名芸能人(西郷輝彦さんや吉田拓郎さんなど)が挙式した教会としても有名な、軽井沢聖パウロカトリック教会。
どちらの教会も軽井沢という場所柄か、豪華な装飾がなくシンプルな外観でした(内部見学は不可)。
外国のような別荘地
ショー記念礼拝堂を見学した後、万平ホテルへ向かった私たちは、道に迷ってしまいました。
そのため偶然、別荘地を歩き回ることになったのです。
外国人宣教師が開いた避暑地だけあって、皆、外国風のたたずまい。
ログハウスや石造り風の家などはまるでイギリスの、どこかの村のようでした。
セコムばっちりの広大な別荘もありましたが、一体どれほどの維持費が掛かるのやら。
町並みには気をつけているはずの別荘地にも、傷んでいる建物が所々にありました。これは改築中なのかな?
どちらにせよ、別荘はやはり維持費が高そうです。
ジョン=レノンも愛した万平ホテル
何とかたどり着いた万平ホテルは、とても素敵なクラシックホテル。
ユニークなホテルの名前は、創業者の名前からだそうです。
庭の百合がとてもきれい!
そういえば、泊まったタングラム斑尾でも百合がきれいでした。信州の高原には、百合が似合うのかな?
今日の昼食はこのホテルのカフェで頂きました。
こんなところにも、新型コロナウイルス感染症拡大防止の心遣いがみられました。
ジョンがレシピを教えたという(それまでメニューになかったらしい)ロイヤルミルクティーをまず注文。
加えてジョンが好きだったアップルパイと、「伝統」という文字が気になったので、プリンも頼んでみました。
カラメルソースが甘くないのがいいですね。料理によっては、20分くらい待つ場合がありますのでご注意を。
会計の際には、この札を持っていきましょう。
クラシックホテルにまだ泊まったことがないけれど、いつか泊まってみたいな。
普段なら夏は大行列になっているそうですが、待たずに座れたというのも、今年だけのことかも知れません。
旧軽井沢銀座
万平ホテルから、旧軽井沢銀座まで歩きました。
途中でかわいい「軽井沢赤バス」(季節限定の巡回バス)も見たし、
上皇陛下と美智子さまの出逢いで知られる軽井沢会テニスコートも見ました。
この「軽井沢会」というのは、軽井沢に別荘をお持ちの方々の自治組織なのだとか。
そしてここが、旧軽井沢銀座。この地面の色が目印です。
普段の夏なら、もっともっと混雑していることでしょう。
外せないのが、ミカド珈琲(創業1948年)のモカソフト。
1969年から販売を開始したという伝統の味です。
腸詰屋さんも捨てがたい。
珍しいソーセージやハム類などがたくさんありました。ちょっとここも外国っぽいですね。
ジャム、ソフトクリーム、蜂蜜、箸など、「一品だけ」で勝負している店がたくさんあって、歩いているだけでも楽しい通りです。
しゃれた食料品店や雑貨店も多く、チャーチストリートにある「フィーヌ軽井沢」という店で、アンチョビガーリックを購入しました。
近所の店では、絶対売ってない商品です。いい軽井沢土産ができました。
軽井沢から一路大阪へ!
軽井沢は、大阪発でドライバー1人で走れるギリギリ限界の目的地みたいです。
本来なら13:45出発でしたが、ちょっとアクシデントがあって14:00頃の出発となりました。
和田宿ステーション、恵那峡SA、多賀SAと3回休憩を取り、夕食も各自で済ませ、バスはひたすら走ります。
和田宿で売られていた黒曜石(和田峠産)、縄文ロマンがたまりません(重くて購入できず)。
普通なら添乗員さんが配布・回収するアンケートも、感染防止のため各自の席に置いておく方式でした。
トランスパックの島田運転手の頑張りと、時間厳守で集合したメンバーの努力で(皆早く帰りたい)、無事20:40頃JR大阪駅に帰着できました。皆さんお疲れさまでした。
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