2020年12月30日(水)、弘前公園と弘前城を観光した後は、津軽藩ねぷた村を見学しました。
弘前ねぷたの館で祭り囃子体験
この施設では、入館後すぐにスタッフがねぷたについて解説してくれるのですが、
解説の後に、お囃子の実演もしてくれます。
笛と太鼓各一人だけなのに、かなりの迫力。
太鼓を一緒にたたく体験もできました! 一般的な和太鼓より、バチが細くて長いような気がします。
バチの先でたたくのではなく、真ん中の、赤いテープのライン部分でたたくよう教わりました。
太鼓体験は初めてでしたが、とてもすっきりしますね!
『太鼓の達人』というゲームの人気がよくわかりました。
津軽三味線の生演奏を堪能
津軽藩ねぷた村では、津軽三味線の生演奏を聴くこともできます。
1日に何回か演奏時間がありますので、興味のある方はこちらをご覧ください。
私達の前で演奏してくれたのは、川村貞男さん。
いつもなら、津軽藩ねぷた村の「山絃堂」という施設で演奏があるのですが、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、より広い場所である「弘前ねぷたの館」で実施されました。
津軽三味線を、生で聞くのは初めて。
10分間の演奏時間に、『津軽じょんがら節』など津軽地方の民謡を3曲演奏してくれました。
バチをたたきつけるような奏法、響き渡る低音、そしてものすごく高い音への挑戦など、ロックバンドのギタリストのようにも思えます。
今でも吉田兄弟など、多くのスターが生まれているというのもわかるような気がしました。また聞きたいな。
ねぷた祭りはお囃子もすごい
津軽三味線の演奏を堪能した後は、弘前ねぷたの館2階から続くねぷたの間「ヤーヤ堂」で、ねぷたについて学べます。
ねぷた祭りのかけ声は「ラッセラー」だと思っていたのですが、それは青森だけの話で、弘前では「ヤーヤドー」だと知りました(施設の名前になっています)。
楽器も展示されていました。
ホラ貝が使われるなんて知りませんでした。
2011年7月31日には、3,742名でねぷた囃子を演奏し、笛の合同演奏者数でギネス記録を更新したそうです。
岩木山は見えなかったけど、買い物には大満足
「ヤーヤ堂」の廊下には、岩木山が見える絶景ポイントがありました。
でも残念ながら、あいにくのこの眺め。
想い出の一枚は、また今度。
体験エリアはまだまだありますが、時間の都合で売店へ。
青森を代表する郷土料理「せんべい汁」や「いちご煮」も、ここで初めて知りました。
そして、神戸からのFDA機内で出されるまで知らなかった、青森のお米「青天の霹靂」も目立っています。
ねぷた村売店でたくさん買い物をしたのに、いい香りに誘われて、近くにあった「めへや」という手焼きせんべいの店にも行ってみました。
職人さんが頑張っています。
こういうのを見ると、ついつい食べたくなってしまい、1つ購入。
弘前駅での昼食になりました!
弘前の町ともこれでお別れ。予備知識ゼロで訪れたのですが、とても楽しい体験ができて良かったです。
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