遅めの集合でまずはランチ
2021年11月14日(日)
秋の京都・おすすめコース★ 叡山電鉄・紅葉トンネルと貴船神社ライトアップ・大原三千院・約
という日帰りバスツアーに参加しました。バス2台が出る人気ツアーです。
今回はライトアップ鑑賞ということで、10時集合と、いつもと違ってとてもゆっくり。
Wi-Fiが使えてコンセントも常備されている奈良交通バス(運転は岸ドライバー)、そして久々の添乗ということで緊張気味の瓦田さんとともに、2号車33名のメンバーは、まずは昼食会場を目指します。

会場は深草にあるアーバンホテル京都。
ここで11:30~12:50のランチタイムです。

朝食も抜いてきたし、準備万端!


あれこれ一通り頂きました。でもちょっと、80分のランチタイムは私達には長すぎました(若い人は平気かも)。

ちなみに個人だと、1,650円で利用できるようでした。
深草に残る軍隊の名残
昼食を早く切り上げて、ホテルの近くを散策してみることにしました。

グーグルマップを見ると、伏見稲荷も近くですが時間内に戻れる自信がなく、
もっと近くにある龍谷大学深草キャンパスへ向かいました。

その途中にこの標識! 上の写真の交差点でした。

「第一軍道」と「師団街道」が交わっている! あまりの物々しさに、とにかくびっくり。
調べてみると、深草には明治末から陸軍第十六師団司令部が置かれ、歩兵,騎兵,砲兵,工兵,輜重兵(弾薬や食糧などの補給・輸送に従事)といった全兵種が集まり,それだけで戦争ができる大部隊が駐屯していました。
兵員や武器・弾薬を輸送するために,京都駅から塩小路通を東進して鴨川を渡り,疏水と鴨川の間の狭い空き地を使って新設された道路が「師団道路」。迅速に輸送するため、真っ直ぐな道です。
師団道路沿いに並んだ軍事施設と、鴨川運河の東側を走る伏見街道をつなぐための道が第三まである「軍道」。

この広大な龍谷大学深草キャンパスは、戦前は兵器格納庫や練兵場(兵士の訓練所)だったのですね。

今は平和なキャンパスも、昔はこんな歴史があったとは。
ちなみに第十六師団の司令部庁舎は、学校法人聖母女学院の本館として、残っています。今はコロナ禍のためか見学中止のようですが、一度行ってみたいな!
アーバンホテル京都 深草らしい売店の品
龍谷大学には、面白い建物がありました。

顕真館という、入学式や卒業式などが行われる講堂で、建学の精神である宗教儀式(西本願寺によって設立された大学です)も行われます。壁画は平山郁夫画伯の「祇園精舎」を陶板で表現したもの。
立派な大学キャンパスに感心しながらホテルに戻り、売店を物色していると、面白いものを見つけました。

それがこのカレー。京大総長とか、某有名ホテルのカレーとか色々名物カレーはありますが、西本願寺執行長(事務トップ)のカレーもあったとは! さすが龍谷大学近くにあるホテルだけのことはあります!
せっかく売店で扱っているのだから、ランチバイキングの目玉にしてもいいのでは?
以前HISバスツアーで利用したアパホテルのランチバイキングを、ついつい思い出してしまいました。
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