トラピックス京都府民割ツアー 土曜ツアーなのに12人1 高台寺見学

スポンサーリンク



2022年8月20日(土)、トラピックス日帰りツアー(京都発)に参加しました。ツアーの名称は

■京都府民割■(祇園四条駅集合)レストランひらまつ高台寺のランチとオープンデッキバスで京都市内ドライブ 日帰り

というもので、きょうと魅力再発見旅プロジェクトの対象コースです。

旅行代金は1人12,990円のところ、支援金5,000円が出るので、実質7,990円のツアーでした。京都応援クーポンも、1人2,000円もらえます。

土曜日なのになぜ参加者が少ない?

集合地点の祇園四条駅改札前(トイレは地上の公衆トイレもしくは駅構内のみ)で受付を済ませましたが、前回の鵜飼に比べてかなり人が少ない印象。

トラピックス京都府民割ツアー 実質千円でトロッコ列車と鱧料理1 嵯峨野トロッコ列車(前編)

2022年8月21日

結局12名の参加でした。土曜日なのにどうしたんだろう? 最少催行人数は30名くらいじゃないのかな?

確かに前回のツアーより3,000円ほど高いのですが、レストランは有名店らしいのです。目的地か、オープンデッキバスが原因かな?

でも参加者が少ない分集合状況もよく、前回のようなハプニングはありませんでした。唯一天気が心配です。雨降らないかな?

徒歩移動で高台寺見学開始! 銅閣が見える

祇園四条駅から地上に出て、最初の目的地・高台寺を目指します。

この日は雨が降りそうで湿度が高く、少し歩くともう汗が出ました。15分ほど歩いて高台寺に到着。

高台寺には何度か行ったことがあるのですが、いつもライトアップや紅葉シーズンなど人が多い時なので、今日のように人の少ない日もあるんだなと思いました。

その分ゆったり拝観できます(約60分の自由時間)。

最初に目に入ったのが、祇園祭の山鉾を模した祇園閣。

屋根が銅板で葺かれているため、銅閣とも呼ばれます。大倉財閥設立者の大倉喜八郎(ホテルオークラ大成建設など設立)により、彼の別邸に1928(昭和3)年に建てられました。「金閣・銀閣に次ぐもの」として作られたのだとか。

その後、織田信長の子・信忠(本能寺の変で自刃)の菩提を慰めるため建立された大雲院が、別邸を買い取り四条河原町から移転。祇園閣も現在は、大雲院の境内にあります。公開されたらぜひ中を見てみたい!

高台寺で百鬼夜行を見よう

この日の高台寺やその周辺は、なんだか変。

おばけ提灯が、軒先につるされているのです。でも、皆どことなくかわいい。

実は高台寺や圓徳院・掌美術館が「百鬼夜行展」を開催していたのでした。

方丈には、藤井湧泉氏の奉納襖絵「妖女赤夜更新図」が公開されていたり(残念ながら撮影禁止でしたが、異国的な感じでとても素敵でした)

球体関節人形「にっかり笑う女の幽霊」が展示されていたり。『刀剣乱舞』でも人気の日本刀・「にっかり青江」の伝説がもとになった人形だそうです。

お寺と幽霊ってよく合いますね(怖)。「にっこり」と「にっかり」も一字違いで大違い。

怖いのが苦手な方は、方丈からの波心庭や勅使門の景色を見て、心を落ち着けてくださいね。

北政所ゆかりの寺院ならではの見どころ

高台寺は庭園も美しいのですが(濃いピンクの花は、百日紅かな?)

やはり豊臣秀吉正室・北政所が創建した寺院として、彼女にちなむものが多いのです。

開山堂(上の写真 内部は撮影禁止)には、彼女の兄夫婦の像があるし、天井は秀吉の御座船や北政所の御所車の天井を再利用しているそう。

霊屋(おたまや)は秀吉と北政所をお祀りしており(ここも残念ながら撮影禁止)、秀吉夫妻の木造や「高台寺蒔絵」と呼ばれる華麗な蒔絵で有名です(上の写真はパンフレットから)。北政所は、この像の下2mのところに葬られています。

開山堂から霊屋に続く臥龍廊も、高台寺らしい眺め。

残念ながら、特定の時期しか通れないようですが、屋根の雰囲気は龍の背中に似ていますね。

霊屋同様重要文化財ですが、自由に撮影できる茶室の傘亭。

天井の内部が、唐傘に似ているそうです(写真はパンフレットから)。

同じく時雨亭。珍しい二階建ての茶室で、大坂落城の際、北政所は2階から炎上する大坂城天守を見つめていたとか。どんな気持ちだったのでしょうね。

なお現在、小方丈の再建工事が行われていました。どんな建物が建つのかな。

懐かしい龍と再会!

境内の一角に龍の頭のオブジェが置かれていました。

説明板には「恋人の聖地」と書かれています。でもなぜこのオブジェが、「恋人の聖地」なのかがわからない。確かに秀吉と北政所は仲がいい夫婦でしたが。

それより龍の顔に見覚えがありました。調べてみるとやはり、2012年の冬、方丈の庭・波心庭のライトアップ用に作られた龍でした。

上の写真が当時のもの。「阿吽」の龍のうち、口を開けた「阿形」の龍の頭と再会するとは、思ってもいませんでした。懐かしかった!

御朱印情報と周辺のみどころ

高台寺の御朱印は、3か所で頂けるそうです(御朱印マップはこちら)。3か所すべて、頂ける御朱印の種類は違っていました。

有料拝観エリアでなくても頂けるのですが、せっかくなので、高台寺の入口まで戻って御朱印を頂きました(300円)。参拝する前に頂くのが、一番合理的かもしれません(でもちょっと抵抗がある)。

今回のツアーではうっかり見逃してしまい、時間的にも余裕がなかったので無理だったと思うのですが、有料エリアに入る際頂いたパンフレットの中に、高台寺掌美術館の拝観券もありました。

すぐ近くのようですし、せっかくなので拝観するといいでしょう。

また、高台寺に隣接して、巨大な霊山(りょうぜん)観音もあります。

拝観料300円が必要だったので、またの機会に。とにかく今日、何とか雨が降らずに持ちこたえてくれますようにと、観音様にお祈りしておきました。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です