2023年2月10日(金)、山形旅行2日目です。スーパーホテル山形駅西口天然温泉をチェックアウトした私たちは、次の目的地・全国有数の積雪量を誇る肘折(ひじおり)温泉への玄関口となる新庄駅までJR在来線(山形線)で移動し、全く予期せぬ最上川クルーズ(最上川芭蕉ライン舟下り)体験を楽しむことができました。
手彫り洞窟温泉松屋にチェックイン
クルーズを楽しんだ後、本合海(もとあいかい)の「芭蕉乗船の地」を見学し、タクシーで肘折温泉までやってきた私たち。
今夜の宿は、手彫り洞窟温泉松屋です。ひなびた雰囲気の落ち着いたたたずまい。
当初は村営バスで到着するはずだったのに、新庄駅でのふとした偶然から、タクシーで肘折温泉に到着したため、チェックインの時間が宿に事前に連絡した時間より早くなってしまいました(申し訳ありません)。
部屋の暖房がまだ全然入っていないと、宿の女将が恐縮されていました。
確かに広い和室なので、エアコンだけでは温まらないですが、温風ヒーターがあるので、まだありがたい。
くつろげる和室で頂く評判の駅弁「牛肉ど真ん中」
和室には最初から布団が出されていて
自分の好きなタイミングで敷くようでした。旅館も人手の節約になっていいですね。
窓近くにはイスとテーブルも用意され、畳に座るのが苦手な私には、お気に入りの場所となりました。
もちろんTV・Wi-Fi・コンセント完備。
お茶請けの肘折せんべいが美味しい!
売店で販売されているようです。おせんべいも美味しかったのですが、私たちはJR山形駅の土産物屋で購入した(クーポン使用)
「牛肉ど真ん中」という米沢の人気駅弁を、3人で分けて食べました(これが昼食)。こちらもとても美味しい! 牛肉もご飯も美味しくて、人気なのがよくわかりました。
肘折温泉街の散策 旧肘折郵便局舎方面
暗くなる前に、少し温泉街を散策することにしました。宿のスノーブーツを借りたのですが、歩きやすくて助かりました。
肘折温泉は、昨日の山形蔵王温泉と同じく、昔の湯治場の雰囲気を残す町並みが続いています。
宿の向かいには「ほていや」という土産物屋。お饅頭が美味しいそうです。
道端のお地蔵さん。寒さ対策もばっちり。地元の人たちの信仰心を感じます。
西側に歩いて行くと、旧肘折郵便局舎。1937(昭和12)年に建てられました。建物の窓が皆、〒の形をしているのが面白いですね。
集落のちょうど真ん中にある建物で、1995年までは現役で、現在はイベント会場として利用されているそうです。
「日本秘湯を守る会」に入っている(上の写真は翌朝撮影)
丸屋旅館もありました。この日は吹雪がひどくて、この辺りで早々に街歩きは断念。肘折温泉の吹雪は、やはり強烈でした。
翌日の朝はよく晴れたので、再度街歩きに挑戦。
丸屋旅館の向かいにあったのは、共同浴場の上の湯。今回は利用する機会がありませんでしたが、いつか行ってみたい!
肘折温泉の散策 肘折郵便局方面
松屋の東側にも行ってみました。
肘折温泉の由来を説明した看板や
温泉の全体図。
銅山川に架かる橋は雪がいっぱいでした。
橋から見た銅山川です。源流地には、かつて「日本三大銅山」と呼ばれた永松銅山があるため、この名がついたとか。
初心者向けのスキー場も、この近くにあるそうです。
吹雪ではないので散策は昨日より苦ではないというものの、やはり歩くのは大変。
時間も限られていたので、少しだけ歩いて宿に戻ったのですが
後で調べてみると、肘折源泉公園という場所があり、源泉ドームもあったのだとか。見たかったなと少し後悔しています。
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