富山地方鉄道に乗ってみた(前編)  大学時代にお世話になったあの車両と予期せぬ再会! トイレ無し列車で1時間46分電車旅

スポンサーリンク

焦りながら抗原検査! 何とか9:30発の列車に間に合った

2023年4月20日(木)、深夜バスで、早朝の富山駅前に到着しました。しかし全国支援割を使って今日のホテルを予約したのに、ワクチン3回接種証明書を忘れてしまったのです。

幸いなことに夫が、富山地方鉄道富山駅ビルの中にある「木下グループPCR検査センター 電鉄富山駅前店」を発見してくれて、すぐさまスマホで抗原定性検査を予約。

9時前から検査センターに並び、最初に検査を受けたものの、抗原検査を受けるのは初めてだったので、誓約/同意の登録が必要ということがわかっておらず、検査結果が出るまで大急ぎでスマホ入力するなどバタバタしましたが(記入項目が多い!)何とか検査を済ませ、9:30発の宇奈月温泉行列車に乗り込みました(この列車を逃すと、次の列車が1時間後しかない!)。間に合って本当に良かったです。

30分ほどして列車の中でスマホで確認すると、陰性結果でした。やれやれです。

宇奈月温泉まで各駅停車1時間46分のんびり旅 トイレがないので要注意

私たちは今回の旅行で、4月20日(木)に電鉄富山駅から宇奈月温泉駅まで、翌21日(金)に宇奈月温泉駅から立山駅まで、富山地方鉄道を利用しました。

この私鉄(愛称は「地鉄」)は初めて利用したのですが、特急や快速急行は宇奈月温泉行(一応「本線」)が存在しない!

1時間46分かけて、各駅停車でコトコトのんびり走ります。なお、車両にトイレはありません。注意しましょう!

別行動した長女によると、時間によっては「あいの風とやま鉄道」で魚津駅まで行き、そこから富山地方鉄道の新魚津駅に乗り換える方が時間短縮になる場合があるとか。気になる方は、スマホ等で調べてみてくださいね。

懐かしい車両が活躍する富山地方鉄道

ところで、私たちが20日に乗った列車はこれ。

2両編成のワンマンカーです。

内部はこんな感じです。

そしてこれが、翌日に宇奈月温泉から寺田駅まで乗った列車。「カボチャ列車」と呼ばれているのですが、私が大学生時代にずっとお世話になっていた、京阪特急(モハ10032)だったと知ってびっくり! 色が変わっていたので、気づきませんでした。

内部はこんな感じ。京阪特急の特徴だったテレビ(ナショナル製)や補助いすは取り外されています。特急がワンマン各駅停車になっていて、ちょっと感慨深い。

そして懐かしいこの座席! 窓際の壁にあるのは、ひじ掛けです。背もたれを動かして、4人掛けにすることも可能です。空気圧による自動座席転換装置が、日本で初めて装備された車両らしいけれど(昔は始発の淀屋橋駅で、車両整備の後一斉に転換するのを興味深く見ていました)、今は作動していないのかな。

寺田駅で見たアルプスエクスプレス

21日(金)には、本線から立山線への乗換駅である寺田駅(中新川郡立山町)で、また変わった車両を見ました。

これこそ観光列車のアルプスエクスプレスで、宇奈月温泉と立山を直接結んでいるのです。

関東の方ならなじみのある西武特急「レッドアロー」を譲り受け、あの水戸岡鋭治氏が車両デザインなどを手掛けたようで、内部はかなりお洒落になっているのだとか。

もちろんトイレも付いています。今回は乗る機会がなかったけれど、いつか別の季節に黒部を訪れることがあったら、ぜひ乗ってみたいなと思いました。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です