立山黒部アルペンルート体験記7 みくりが池温泉は温泉だけじゃない! 食事や喫茶室も大満足

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2023年4月21日(金)、立山ロープウェイと立山高原バスを乗り継いで、立山黒部アルペンルートの中間点・室堂(むろどう)に到着し、

みくりが池温泉で1泊しました。

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日本一高所の天然温泉を満喫

このみくりが池温泉という山小屋の特徴は、日本一高所の天然温泉があるということ。

標高2,410mにある温泉の源泉は、ホテルからも見える地獄谷。

立山を中心とした修験道では、立山連峰の雄山などを極楽浄土、地獄谷は現実の地獄として恐れられていました。温泉として利用されるのは、戦後になってからです。

昔は近くまで行けたらしいのですが、噴気活動の拡大活発化により、火山性ガスによるガス中毒の危険を避けるため、

2011年から遊歩道の通行禁止が続いています(上の写真は室堂ターミナルで撮影)。山小屋の外に出ると、硫黄の香りもしました。

みくりが池温泉は、日本秘湯を守る会のメンバーのようで、露天風呂はないものの展望風呂があり、硫黄の香りのする白濁したお湯で100%源泉かけ流し。

効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、疲労回復などで、登山の疲れも癒されそうです。備え付けのリンスインシャンプーとボディソープもありますが、環境保護のため使用は控えめにしてほしいとのことでした。

北陸の食材をふんだんに使った夕食 お酒やおつまみも注文可能

みくりが池温泉は、温泉だけでなく、食事もなかなか充実していました。

夕食です。生ハムのサラダに、左奥はメギスの大場巻き揚げタルタルソース。メギスという魚は初耳でしたが、北陸の深海で獲れる魚のようです。

とろろ昆布の入ったお味噌汁(富山らしい!)

こちらも富山らしいお刺身。サス(マカジキ)とタラの昆布締めです。その奥にあるのが、かに玉豆腐。

ブリの朴葉焼き。朴葉焼きは飛騨地方の郷土料理です。ブリは氷見の寒ブリでも有名な、富山らしい魚。

そして鶏すき鍋。

この昔懐かしいマッチで火をつけます。

マッチを見るのは何十年ぶりか。自信がないので夫にお願いしました。

カウンターを見ると、お酒各種もあるし

おつまみもあります。

食券を購入するシステムなので現金が必要です。乾杯して盛り上がっているグループもいて、なかなか楽しそうでした。

充実の朝食とお弁当(パンセット)

朝食も、これから登山に行く人でも納得の品ぞろえ。

ビュッフェ形式ですが

おかずの品数はかなりたくさんありました。

私たちは、前日泊まったグランヴィリオホテル宇奈月温泉で頂いた「富山おみやげポイント」がまだ残っていたので、お弁当(1つ税込み1,000円)を2つ購入。

中身はこちら。パンや魚肉ソーセージ、お餅やSOYJOY、アクエリアスなどが入っていて、山歩きの昼食としても便利そうでした。

シャワー不調のため喫茶室でモーニングコーヒーサービス!

私たちがチェックインした日は、浴室のシャワーの調子が悪く、

そのお詫びとして、喫茶室で翌朝、コーヒーを無料でサービスしていただきました。

雷鳥を見た昨日の夕方は曇っていたけれど

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今日は打って変わっていい天気。

そのため雷鳥を見ることはできませんでしたが、

美しい山々を見ながら、みくりが池温泉を後にすることができました。

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