抗原検査開始まで早朝の富山市内見学 ノーベル街道と富山城址公園 滝廉太郎のゆかりの地でもあった富山

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全国旅行支援割を使うのにワクチン証明書を忘れた!

2023年4月20日(木)、深夜バスで、早朝の富山駅前に到着しました。

今日利用するホテルは、富山県黒部市にある宇奈月温泉の、グランヴィリオホテル宇奈月温泉

予約は長女がしてくれて、ラッキーなことに全国旅行支援割が使えました。でも夜行バスの中で、ワクチン3回接種証明書を忘れていることに気が付いたのです。スマホの写真で撮っておけばよかったと思ったのですが、後の祭りです。

諦めようかと思ったのですが、幸いなことに夫が、富山地方鉄道富山駅ビルの中にある「木下グループPCR検査センター 電鉄富山駅前店」を発見してくれて、すぐさまスマホで抗原定性検査を予約。

営業開始は9:00なので、それまでの間、駅に近い富山市内を散策することにしました。

ノーベル街道と松川

最初に訪れるのは、富山城址公園です。

そこに行く途中、富山県民会館前で面白いものを見つけました。ノーベル街道のモニュメントだそうです。

富山県から岐阜県にかけて、ノーベル賞受賞者5人(多い!)ゆかりの場所が点在するため「ノーベル街道」と呼ばれているのだとか。

そのうち富山市は、ノーベル化学賞受賞の田中耕一さんが生まれ、ノーベル医学・生理学賞受賞の利根川進さんが小学1年~中学1年まで過ごし、ノーベル物理学賞受賞の梶田隆章さんが4年間暮らした場所だそう。

さらに進むと富山城址の横を流れる松川へ。遊覧船もありました。船の名前に、なぜ「滝廉太郎」が使われているのか謎だったのですが、彼は小学校時代を富山で過ごしたのですね。知らなかった!

松川遊覧船乗り場でもある松川茶屋内に、滝廉太郎記念館もあるそうです。

富山城址公園は見どころが多い!

富山城址公園に到着です。立派な櫓(やぐら)が建っているなと思ったのですが

これは復元された建物で、

富山市佐藤記念美術館(砺波市出身の実業家で、茶人であった故佐藤助九郎が収集した作品を中心に展示)です。

茶筅塚の隣には

その佐藤助九郎から富山市に寄付された茶室「碌々亭」。増改築を経て、現在は「本丸亭」と呼ばれているそうです。

少しわかりにくいかもしれませんが、アヤメ科シャガの花が、日本庭園の隅で咲いていました。

富山の薬の効能を江戸城で広めた、富山藩2代藩主前田正甫(まさとし)公の像や

殉職警防団員之碑(今の消防団員のようなもの)、

そして戦災復興記念像(天女像)など、記念碑もたくさんあります。

旧見解議事堂跡。1945(昭和20)年の富山空襲で木造部分は焼失し、土台の一部が発掘されました。

壮麗な洋風建築だったのですね。

この天守閣のような建物は、富山市郷土博物館。この建物は、1954(昭和29)年に建てられた模擬天守です。本物の富山城は、幕末の地震で被災し、明治になってから県庁舎や小学校になったり、解体されてしまったりしたのですが、実は小学校時代を富山で過ごした滝廉太郎が、『荒城の月』を着想するときにこの富山城が基になったという説があるのだとか。知らなかった!

早朝だったので、美術館や博物館には入場できず、無料エリアを巡っただけでしたが、それでも見どころ満載の富山城址公園でした。

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