2023年4月22日(土)、立山黒部アルペンルートの中間点・室堂(むろどう)から長野方面へと向かった私たちは、立山トンネルトロリーバス・立山ロープウェイ・黒部ケーブルカーを乗り継いで、黒部ダムへ到着しました。
黒部ダム名物グルメは写真で我慢
前回、黒部ダムレストハウスで「ハサイダー」という、破砕帯の湧き水を原料としたサイダーを紹介しましたが
黒部ダムにはもう1つ、名物グルメがありました。
それが、黒部ダムカレー! エメラルドグリーンの黒部湖をモティーフにしたグリーンカレー(上)と昭和40年代から変わらないアーチダムカレー。でも訪問したのは10時前で、レストランもまだ開店していません。今回は顔ハメパネルの撮影で我慢です。
ちなみに、もし立山黒部アルペンルートの長野側玄関口・大町市で昼食を食べる予定なら、ご当地カレーとして大町市の飲食店で「黒部ダムカレー」が食べられます。約20店舗で提供されているということでした。探してみてくださいね。
黒部ダム名物は夏まで我慢
黒部ダムを見学するには、
黒部ダム駅に行く必要がありました。
黒部ダム駅のトンネルをどんどん歩くと
黒部ダムの模型があったりします。
さらに進むと、ダムの観光案内情報がある一画に出たのですが
一番見たかった観光放水も、時間があれば乗りたかった遊覧船もやってない! 観光放水があるのはは今年は6/26~10/15、遊覧船の営業は6/1~11/10でした。 映画『黒部の太陽』関連の展示品(以前は北海道小樽市の石原裕次郎記念館所蔵)がある新展望広場も、5月に入らないと公開されません。あともう少しで5月なのに!
この日見学できるのは、展望台屋上だけ! もう大ショック。観光放水や遊覧船を見たければ、ぜひ、夏もしくは秋に来てくださいね!
屋上展望台からの眺め 雪山が素晴らしい!
黒部ダム駅の地下トンネルから屋上展望台へ行くためには、
220段の地中階段を上ります。上りきると
標高1,508mの屋上展望台が現れました!
観光放水はないけれど、よく写真で見る、黒部ダムの姿です! こうして見ると、やはり堤の高さがとんでもない高さ(ダムでは日本一、構造物としては富山県一の高さ)だというのが、とてもよくわかりました。
観光放水はないけれど(くどい)、この時期ならではの雪山の美しさは圧巻でした。目の前の山は丸山。左は立山本峰の富士ノ折立です。
その右側を写した写真です。左から丸山。中央が黒部別山(べっさん)、その右奥の白く輝く山は、長野県と富山県にまたがる白馬岳です。まさかここから白馬岳が見えるとは。長野県が視野に入ってきました。
一方、富士ノ折立の左側には、大汝山、雄山という立山本峰。もしかしたら、ここで見納めかな?
更にその左側に、東一ノ越もありました。
左の雪山が赤牛岳、中央右の雪山が木挽山です。こんなに美しい雪山の眺めは、この時期だけのものでしょう。春の黒部ダムもなかなかいいなと思いました。
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