ニセコアンヌプリゴンドラは、天候次第
2023年8月3日(木)、ニセコアンヌプリ温泉の宿・ニセコ温泉郷 いこいの湯宿いろはに宿泊しました。
翌日の4日(金)も、朝からすっきりしない天気。
雲が多くて、眺望も望めそうにありません。
天気が良ければ、宿から徒歩約10分の場所にニセコアンヌプリゴンドラの山麓駅があり(大人1人往復1,500円 宿には割引券もありました)、わずか10分で標高1,000m地点に行けるというので楽しみにしていたのですが、雲が多そうなので、羊蹄山や洞爺湖などの美しい景色はちょっと期待できません。
こんな光景、見たかったのにな。またいつか、ご縁があれば乗ってみたいです。
見学ツアーに申し込まなくても楽しめるニセコ蒸留所
ゴンドラを諦めた私たちは、宿の近くにあったニセコ蒸留所に行ってみました。
グーグルマップではこのような経路が出ますが、実は宿の散策広場から
地図にはない細い道があり(宿よりも山を下った場所)、ほとんど直線で行くことができました。
まず驚いたのは、建物の美しさ。簡素ながら、どこかモダンでおしゃれな感じもします。
私は初めて知ったのですが、2021年に蒸留を開始した、まだ新しい蒸留所だったのです。蒸留所に入るとすぐにカウンターがあり、無料で試飲もさせてもらえました。
この蒸留所は、新潟県南魚沼市の八海醸造(清酒「八海山」で有名)が所有しており、モルトウイスキーとジンを製造しています。ウイスキーは樽の中で数年熟成させる必要があるため、まだ発売されていません。そのため、試飲は日本酒で「純米大吟醸ニセコ蝦夷富士」を頂きました。
ニセコ町で栽培された「彗星」という米から作られた日本酒。とても口当たりがよく、すぐに飲めてしまいました。
物販コーナーで買い物もできるのですが、今回日本酒を購入すると、手荷物が7kg超になってしまうため、断念。お酒だけでなく工芸品なども売られていました。
そういえばニセコ温泉郷 いこいの湯宿いろはのドリンクメニューに八海山があったのも、ご近所つながりかな?
この蒸留所で製造し、現在販売しているジン(ohoro GIN)の香りをかぐこともできました。Standardタイプ(すっきりした香り)と、ニセコの町花・ラベンダーの香りのするLAVENDERタイプ。ラベンダーの香りのするお酒に、初めて出会いました。なおohoroとは、アイヌ語で「続く」という意味だそう。
内装も美しい蒸留所 見学ツアーは事前予約が必要
蒸留所の中を見学するには、ネットで事前に見学ツアーを予約する必要がありました(詳しくはこちらをご覧ください)。
私たちは外側から見ただけなのですが、木の内装と蒸留釜の銅の色が、とてもよく調和していて美しい。
こちらではジンを製造。
製造方法の説明版もありました。
金曜日だったので工場は稼働しており、ジンの瓶詰真っ最中。緑のラベルなので、Standardタイプのようです。
豪雪地ニセコならではの上質な水から生まれるウイスキーが飲めるまで、あともう少し。どんなウイスキーになるのか楽しみです。
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