前日断念した大湯沼へ
2023年8月5日(土)、初めて登別温泉を訪れました。地獄谷を見学した後、祝いの宿 登別グランドホテルで一泊し、
翌朝、大湯沼を目指すことにしました。
実は前日の5日夕方、看板を見かけて地獄谷のついでに行ってみようかとも思ったのですが、夕暮れになっていたので断念していたのです。
翌朝、極楽通りを鬼の像を見ながら散策し
その後大湯沼へ行くことにしました。
まずは地獄谷を目指し(今朝は昨夕より蒸気が上がっている?)
しばらく歩くと、展望台から大湯沼が見えました。
地獄谷よりも、噴出する蒸気の量が多いですね。
日和山(ひよりやま)の噴火によって生じた火口跡が地獄谷ですが、大湯沼も噴火によって生じた沼。
周囲1 km、深さ22 mで、湯の表面温度は約40〜50℃。深いところでは約130℃あるそうです。
展望台から更に歩くと、駐車場があり、もっと近くから大湯沼を見ることができました。ここまでの道のりも、山登り素人にはなかなか辛いアップダウン。
でも来た甲斐あって、大地のエネルギーを感じることができました。なかなかの絶景です。
沼の色も神秘的。
中州もありますが、ここにに入ると、底なし沼にはまってしまうのかな?
この大湯沼の近くに、奥の湯もありました。大きさは断然大湯沼の方が大きいのですが、
色はこちらの方が美しいなと思いました。
よく見ると、あちこちにぼこぼこと、
お湯の湧き出ている様子が見えます。
沼の表面温度は約75℃~85℃と高く、最深部は130℃以上とのことでした。
大湯沼川天然足湯へ! 大自然の中でリラックス
大湯沼で少し休憩してから、再び山を登り始めました。
長女から教えてもらったのですが、ここには「大湯沼川天然足湯」という足湯があるのだとか。しかも登別温泉唯一の足湯だそうです。
天然の足湯なんて初めて! 帰りのバスの時間も気になるのですが、とにかく頑張って歩きました。
やがて大湯沼川に到着! 川からは時折、湯気が立ち上っているのが見えました。
ここまでの道もしっかり整備されており、
大湯沼からは約10分ほどで、目指す足湯温泉につきました。お尻に敷くマットも用意されていて(荷物は濡れないように注意してください)
足を川につけてみると、なかなかいい湯加減です。
本当にただの川で(屋根もないので雨なら最悪)、靴や靴下を脱いだりするのも足場が良くありません。足湯の存在を知らなかった私たちはタオルも持っていませんでした。
でも、天然の川でこんな体験ができるなんて、多分めったにないでしょう。緑も多くて森林浴もできました。
川は深くないので、川の中を歩いて移動することもできますが
足元が滑りやすいようなので、くれぐれも気を付けてくださいね。
私たちはバスの時間を気にしながら足湯に浸かっていたので、あまり長湯もできなかったですが、貴重な体験ができてよかったです。
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