雨の日は工場見学!
北海道旅行最終日の2023年8月6日(日)。午前中は、登別温泉の大湯谷や大湯谷川天然足湯を見学しました。
山道を歩いているときは曇りだったのですが、バスに乗って登別駅を目指している時から、ぽつぽつ雨が降ってきました。
私たちの飛行機は、新千歳空港20:00発のピーチなので、まだまだ観光する時間は残っています。でも北海道の観光地というと、美しい景色の大自然をイメージする場所がほとんどで、雨の時の過ごし方がなかなかイメージできません。
こういう時は屋内で過ごせる工場見学がいいのではないか、ということで、北海道らしくサッポロビールのビール工場見学に行くことにしました。
実は昨日、青春18きっぷで小樽から苫小牧へ移動したとき、「サッポロビール庭園駅」という駅があるのに気づき、少し気になっていたのです。
この駅が、工場の最寄り駅でした(北海道恵庭市)。
工場見学は事前申込制 博物館とは違うので注意しよう
サッポロビール北海道工場は、ツアーに参加して見学するスタイルの為、事前申込制になっていました。
当日に申し込むのは無理かなと心配でしたが(ネットからは無理)、電話してみると空きがあり、参加することができました。
申し込みの際には、ビール工場は恵庭にあり、札幌市にあるサッポロビール博物館とは違いますと何度も念を押されました。間違える人がいるのですね(ちなみに下の写真で上段レンガの建物が博物館で、中段白い建物がビール工場)。
かくいう私も、以前サッポロビール博物館に行ったのですが、その時てっきりビール工場も見学できると思い込んでいたのでした。
工場見学でビール製造過程を学ぶ
サッポロビール庭園駅から工場まで徒歩で移動し、敷地内のレストラン・ヴァルハラで受付を済ませると
専用バスで工場の中へ。とにかく敷地が広いのでびっくりです。歩いてたらとても時間がかかりそう。
メンバーが集まったところで、案内役の女性に連れられ、見学ツアーが始まりました。
まずこの巨大な建物が、
大麦の貯蔵庫だというのにびっくり。
窓から見えるのは、ホップというビールに欠かせない植物。
1本の缶ビール(350ml)には、大麦50本分の麦芽が含まれているとか。
その麦芽や副材料を温水と混ぜ合わせ、やがてでんぷん質が糖分に替わると、
ろ過してホップを加え、
煮沸します。
それを冷却して麦芽を加えて発酵させ、できた若いビールを低温で熟成させます。
窓から見えるのが熟成タンクですが、全体としてはこんな感じみたい。
この後、ビールを容器に詰める工程について説明がありました。平日なら工場が稼働しているのですが、この日は日曜日だったので、映像による説明となりました。この辺りは撮影禁止。
昔のサッポロビールや
ポスターが展示されている辺りから、
再び撮影が許可されました。懐かしいポスターもありますね。
黒ラベルとサッポロクラシックの試飲
最後はいよいよ、お楽しみのビールの試飲。ビールだけではなく、車の運転などでアルコールが飲めないorアルコールは苦手な人のためには、ソフトドリンクも用意されていました。
ビールが飲める人には、まず、
サッポロ生ビール黒ラベル。おつまみもついていました。乾杯のお約束は、「カンパーイ」といえば「サッポロ!」と唱和すること。
2杯目は、北海道限定のサッポロクラシック。
缶ビールの上手な注ぎ方も教えてもらい、なかなか有意義かつ楽しい工場見学でした。もちろん晴れの日でもお勧めです!
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