登山開始後30分で山頂へ!
2023年8月18日(金)、済州島2日目はまず、済州市外バスターミナルから城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)を目指しました。
112番のバスに乗り、城山日出峰入口のバス停で下車し、山道を山頂目指して上ります。
あともう少し! 階段を頑張って登りました。
そしてやっと山頂へ!
やはり登山開始から、大体30分ほど経っていました。
山頂からの絶景
山頂には、木製の展望デッキがあり、
360度の展望が満喫できます! こちらは西側から見た景色。
まるで天橋立のような地形ですが、この辺りを地図で見ると、複雑な地形がよくわかりますね。
一方こちらは東側から見た景色。火口の直径は約600m。海面から火口底までの高さは 90 mだそう。ここからは実感できませんが、私たちが上ってきた済州本島とつながっている西側以外は断崖絶壁なのだとか。
チケットを見ると、よくわかりますね。ちなみに、城山を取り巻いている海は、日本海だそうです。
下り道の絶景にも感激! 海女さんを見たかった
山頂からの眺めを満喫したので、そろそろ山を下ります。
上りの時は階段しか視界に入ってきませんでしたが、下りの時は絶景が見えるのもいいですね。
実はこの絶景を見るまで知らなかったのですが、道をどんどん降りていくと、海にも出られるようでした。
確かにグーグルマップにも紹介されています。さらに驚いたのは、1日に2回、現役の海女さんによるパフォーマンスショーもあるのだとか(13:30/15:00)。
「海女さん」と聞いたとき、ふと「耽羅」という言葉が浮かんできました。
司馬遼太郎の『街道をゆく 耽羅紀行』は済州島が舞台 海女さんも登場
残念ながらまだ読んだことがないのですが、司馬遼太郎さんの『街道をゆく』シリーズの中に
『耽羅(たんら)紀行』という単行本があります。耽羅というのは済州島のこと。そこに海女の話も出てくるらしいのです。
司馬さんによると、「海女」と呼ばれる人がいるのは日本と済州島だけ。そして潜水技術などは、済州島の海女の方が優れているのだとか。昔何かで、耽羅の海女の話を読んだことがあるのですが、司馬さんの本は読んでなかったな。旅行前に読めばよかったと、少し後悔。
耽羅の海女は済州島の名物らしく、こちらのサイトではかなり詳しく説明されています。時間に余裕があれば、海女さんにも会いに行ってくださいね。
最後の絶景は、山麓の緑あふれる景色。
そして海の向こうにある小高い丘。この丘は済州島の方言で「オルム」(小さい山)と呼ばれるものの1つ。済州島にはこんなオルムが368個もあるそうです。いかにも火山島らしいです。
チケットブースなどが近い大型駐車場周辺に戻ってきました。世界遺産に登録されているので、観光客相手の店ももっと増えるかな?
時間があればこの辺りで地元グルメを食べ歩いたり、土産物を選ぶのもいいかもしれませんね。
コメントを残す