乗るのが楽しい京阪特急  プレミアムカーでなくても座り心地は抜群! 車窓の風景も美しい

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高級感あふれる京阪特急

京都に行くとき、時々利用するのが京阪電車の特急です。

特に宇治や伏見に行くときは、京阪電車がとても便利。

以前(通学でお世話になっていました)は停車駅も少なく、大阪の京橋駅から京都七条駅までノンストップだったのですが、今は停車駅も増えて、スピードはやや落ちましたがその分乗り換えは便利になりました。

調べてみると、1日に数本、快速特急「洛楽」という列車が走り、これが昔のノンストップ(「京阪間ノンストップ」)を再現しているとのこと。しかも所要時間48分のダイヤもあるそうです。今回は宇治に行くこともあり、普通の特急に乗りました。

いつも感心するのが、車両が豪華なこと。

大阪と京都を結ぶ路線だし、外国人観光客も意識していると思うのですが(黒とゴールドが雅な感じ)

座席の座り心地がとてもいいのです。ふかふかでとても贅沢な気持ちになれます。始発駅の淀屋橋から終着の出町柳(京都市上京区)まで55分ですが、全然苦になりません。前の座席との間も広いです。

更にぜいたくな気分になるプレミアムカー

京阪特急には(もちろん「洛楽」にも)、全席有料指定席車両の「プレミアムカー」が連結されています。

プレミアムカーは6号車。ホームにも間違えて乗らないよう、ちゃんと記載があります。

外観は、普通の車両と比べると断然華やか。専属のアテンダントさんもいます。

車両には、金の帯。

そして内部です。普通の特急車両は2×2列ですが、プレミアムカーは2+1列。

大型ヘッドレスト・ヘッドカバーを供えたリクライニングシート。隣の人のことが全然気になりません。もちろん座席と座席の間も断然広い。

停車駅などが表示される大型ディスプレイや、スーツケースが置けるラゲッジスペース。そして無料WiFiやコンセントに加え、パナソニックの本社が京阪沿線の守口市にある関係で、パナソニックの空気清浄機「ナノイーX」も搭載されています。

料金は、普通運賃に加えて「プレミアムカー券」が必要ですが、400円か500円なので、京都観光で歩き疲れてしまい、どうしても座って帰りたいときに時々使います。

以前近鉄特急の「ひのとり」や「あおによし」もご紹介しましたが、

近鉄沿線大和路巡り9 近鉄観光特急「あおによし」乗車 豪華な車内に大満足

2022年11月18日

近鉄沿線大和路巡り1 憧れの「ひのとり」&バスで大神神社へ!

2022年11月10日

京阪特急もなかなか素晴らしい!

お勧めは京都方向に向かって左側の窓際

車両や座り心地だけでなく、車窓からの眺めも京阪特急は素敵です。

私はできれば、京都方向に向かって左側の窓際に座るようにしています。一番いいのは、先頭車両の先頭。とても眺めがいいです。

特に気に入っているのは、天満橋を出て、地下から抜け出るところ。

視界が明るくなったところに大川や川崎橋が現れて、とても開放感があり、桜の時期がとりわけ美しいのです。

写真の写りは悪いですが、木津川と宇治川にかかる鉄橋付近もいい眺めです。鉄橋を渡るとやがて淀城の石垣も見えて、ここも自然や歴史を感じられる場所。昔は鴨川も見ることができたのですが、七条駅から地下になり、見ることはできません。

余談ですが京阪電車は、運賃が高かった官営鉄道(現在のJR京都線 淀川右岸)のルートから外れてしまった淀川左岸(川の東側)の旧京街道沿いに、電気鉄道を建設するため、渋沢栄一らが設立した会社が基になっています。

関西人には「京阪のる人。おけいはん」のCMでおなじみの京阪電車。来年から紙幣に肖像となる渋沢栄一も絡んでいるし、これからもさらに進化し続けてほしいですね。

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