伊藤久右衛門宇治本店茶房で茶そばランチ  茶房も土産物店も混雑するけど待つ価値はある

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伊藤久右衛門宇治本店茶房への道

2023年、京都府宇治市を訪れる機会がありました。

お茶の名産地として知られる宇治には、お茶や抹茶スイーツなどを売る店がとても多い。この写真は、平等院表参道にある伊藤久右衛門平等院店。ここはお土産中心の店です。

京阪宇治駅から近いし、平等院の門前なので観光しながらお土産を買うのに便利です。

でも、宇治川の対岸にある宇治神社宇治上神社宇治市源氏物語ミュージアムを見てから昼食にしよう!という場合は、伊藤久右衛門宇治本店茶房がお勧め。

宇治本店は、観光地からは少し外れた場所にありました。一番近いのは、宇治市源氏物語ミュージアムでしょうか。京阪宇治駅からだと、10分弱歩きます。

途中、このような石碑があったので、この辺りに仁徳天皇の弟で宇治神社や宇治上神社の祭神となった悲劇の皇子・菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)のお墓があるのかと探したのですが、

お墓はもっと北の方だったようです。まだまだ知らない場所がいっぱいです。

この観音様(石像聖観音菩薩坐像)も、初めて見ました。

通称「東屋(あずまや)観音」。鎌倉時代後期の石仏だそうです。元々は宇治橋のたもとにあったのをここに移したのだとか。橋の安全を願って造られたのでしょうか。

この観音は「宇治十帖」の「東屋古跡」とされていますが、どういう関係があるのかな。

待つだけの甲斐はある茶房と土産物店

到着した伊藤久右衛門宇治本店茶房は、大きな道路沿いにある広い店。平等院店にはなかった大きな駐車場もあり、そのためか外国人観光客もとても多い印象を受けました。

「伊藤久右衛門」は、江戸時代後期に初代が宇治田原町で創業し、5代目から宇治へ移り、平等院参道に店を出したのだとか。あの平等院店が、宇治での最初の店だったのですね。

5代目久三は会社設立にあたり、初代から受け継いだ「久右衛門」と、自分の名をとって「株式会社伊藤久右衛門本店」としたそうです。知らなかった!

予想通り茶房は待ち時間がありましたが、その間に土産物を購入。とても種類が多く、目移りしてしまいます。

宇治抹茶カレーも気になったけど、今回は無難なものばかり選んでしまいました。レジも複数あるのですが、どこもすごい人!人気のほどがよくわかりました。家族にもお土産として渡しましたが、とても喜んでくれてよかった。

30分ほど待って、茶房の中へ。メニューは色々ありますが、「茶そばミニパフェセット」(1,490円)にしました。

抹茶そば(ざる)にゆば、かやくご飯とパフェのセットでなかなかお得。抹茶そばと抹茶スイーツ、両方食べたい人にお勧めです。おそばも美味しいし、ミニパフェならお腹がもたれることもありません。

レストランで会計した後、30円のお土産お買い物券をくれました。少しでも安くお土産を買いたいなら、(細かいことですが)食事後に購入するのがいいでしょう。お買い物券は本店だけでなく、京都駅や祇園四条などほかの店でも使えます。今年の12月末までの使用期限なので、それまでにまたどこかの店に行きたいです。

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