皆様新年あけましておめでとうございます。今年も「れきたびcafe」をどうかよろしくお願いいたします。
久美浜の小規模な老舗酒造
2023年12月24日(日)、トラピックスの日帰りバスツアー「(梅田・新大阪発)久美浜温泉旅館「湯元館」で食す特選本ズワイガニ2杯分フルコース 京丹後日帰り」に参加しました。
名神高速から京都縦貫道に入り、道の駅京丹波味夢(あじむ)の里で休憩。トンネルの中で故障車に遭遇し、20分停車というハプニングもありましたが、無事に「久美浜温泉湯元館」で、カニ料理と入浴を堪能できました。
次に訪れたのは、久美浜の酒造・木下酒造。1842(天保13)年創業の、家付酵母(その酒造場内に生息している野生酵母)にこだわった酒造りを行う蔵。「玉川」という銘柄が主力商品です。
小規模な酒蔵なので、複数のツアーが重なるとキャパオーバーになるため、私たちの訪問時間も当初より遅くなりました。おかげで昼食と入浴の時間が、130分から150分に延びたのでありがたかった。
小規模な酒蔵なので、トイレも男女兼用が1つしかなく、なるべく湯元館出発前に済ませるよう注意がありました。
酒まんじゅう試食と地酒の試飲
木下酒造に到着。「玉川」と暖簾に染め抜いた、老舗らしい店構えです。ここでの滞在時間は、14:30~15:00。
まず酒まんじゅうの試食があり
お待ちかねの地酒の試飲。
まず最初に頂いたのは、玉川しぼりたて生原酒。
これも美味しかったのですが
次に頂いた迎春用のお酒・福袋がとても美味しかった!
醸造過程の見学はできなかったのですが、この奥でお仕事をされていました。久美浜町のご近所・京都府網野町出身の元プロ野球選手で名監督でもあった野村克也氏が、ポスターに描かれているのも印象深かったです。
看板猫「みゃー」はお酒にもなっていた
この木下酒造で一番印象深かったのが
看板猫がいたこと。名前は「みゃー」というらしい。訪れた時はちょうどお昼寝中だったのですが
寝ている姿がまた可愛い!(私は猫好き)
時々寝ぼけているのか夢を見ているのか、動いたりあくびしたり。見ていて飽きません。体を撫でても、特に怒った様子もなさそうでした。まさに看板猫!
後で知ったのですが、この「みゃー」の名がついたお酒も造られていたのです! その名も「たまがわ じゅんまいぎんじょう みゃー」。みゃーのふんわりとした毛並みをイメージした、柔らかく軽快な味わいのお酒らしい。みゃーのイラストもデザインされていて、とても可愛いのです。お店で売られていたのかな? 気が付きませんでした。
ちなみに、木下酒造の杜氏は、イギリス生まれのフィリップ・ハーバー氏。1712年の製造法を再現したTime Machineなど、これまでの日本酒の概念を覆す新しい商品を開発されているようです。まだオンライン販売はされていないようですが、今度見かけたら「みゃー」を買ってみたいなと思いました。
コメントを残す