ハンバーガー伝来の地・佐世保
2024年2月23日(金)、初めて佐世保を訪れた私たちは、佐世保港や日本一長い商店街を歩き、海上自衛隊佐世保史料館を見学しました。
史料館はとても見どころがあって、見学が終わった時にはもう2時を過ぎていました。いくら今朝、出島の湯ドーミーイン長崎新地中華街でたっぷり朝食ビュッフェを食べたとはいえ、
さすがにお腹が空いてきたし、どこかでゆっくり座りたい。長女が調べると、ちょうどうまい具合に、史料館の近くに(徒歩1分!)ハンバーガーショップがあるようです。これは佐世保バーガーを食べるしかない!
「日本最大の天然の良港」と謳われ、海軍の町として繁栄した佐世保には終戦後、海上自衛隊と米海軍の基地が置かれています。そのため佐世保には様々なアメリカ文化がもたらされ、ハンバーガーもその1つ。米海軍基地から直接レシピを聞いて、戦後すぐに売り出す店があり、佐世保は「ハンバーガー伝来の地」と言われているそうです。
現在「ご当地バーガー」として「佐世保バーガー」が有名ですが(私でも知っていた)、その定義とは、佐世保市内の店で提供される「手作りで」「注文に応じて作り始める(作り置きをしない)」ハンバーガーの総称でした。だから味も具材もサイズも値段も、店によって違うのだそうです。これは知らなかった!
2軒の佐世保バーガーを食べ比べできる場所
グーグルマップにあったのは
「ハンバーガーショップ ヒカリ」の本店。大きな看板が目立つし、有名店みたいなのですが、驚いたことには
この店の隣にも、もう1軒別のハンバーガーショップがあったのです!
右の黒い店舗は、ログキットの本店でした。なぜかグーグルマップには一緒には表示されないのですが、偶然並んでいるのも何かのご縁。食べ比べしてみようということになりました。夕食も近いので、1個ずつ購入して3人で少しずつ食べるという節約っぷり。両店とも注文してから作るので、待ち時間が少々あったものの(どちらも15分くらい)、店の外にも少しテーブルや椅子があったので、そこで食べることができました。
まず最初に食べたのは、1951(昭和26)年からこの地で営業しているバーガー専門店・ヒカリのスペシャルバーガー(税込770円)。
ちなみにこのマスコットは、やなせたかし先生がデザインした「佐世保バーガーボーイ」。佐世保バーガーを食べられる店にはこの看板があるので、佐世保が初めての観光客にもわかりやすくていいですね。
ヒカリのスペシャルバーガーは、レタス、トマト、パテに加えてチーズやベーコン、そして卵まで! ケチャップとマヨネーズもいい感じです。
一方ログキットの方は、普通のハンバーガー、しかもRとSの選択でSを選択してしまったのが、少し間違いだったようでした(税込648円)。ここのRがかなり大きくて、この店の特徴でもあったらしいのです(公式サイトで食べ方が紹介されています)。まぁSでも、普通サイズのようですが。
大量にレタスがはみ出しています。パテも大きい。
味付けはマヨネーズだけだったので、ヒカリ本店の方が味としては好み。でもよく考えたら、ヒカリ本店はスペシャルバーガーだったのだから、ログキットもスペシャルバーガーにすればよかった。
後で調べると、ログキット本店の評判メニューもスペシャルバーガーみたいでした。ただし、こちらもRとSがあるので、食べ比べするならSを注文する方が無難ですね。
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