長浜城に行かなくても楽しめる!豊公園の桜
せっかく「日本三大夜桜」の1つに数えられる新潟県上越市の高田城址公園に行ったのに、残念ながら桜がまだ咲いておらず、冷たい雨の中を散策した私たちですが
何とか桜の時期に、バスツアーに行くことができました。今回は読売旅行の
【大阪市内ルート発】 湖北さくら名所・海津大崎・長浜豊公園・風車街道・ぐるっとびわこ周遊 というツアー。
参加したのは4月11日(木)です。梅田を8;20に出発し、トイレ休憩を桂川PAで取った後
10:50に長浜市の豊公園(ほうこうえん)に到着。ここで50分間のお花見タイムです。
この公園の最大のポイントは、長浜城をバックに咲き乱れる桜。
約550本のソメイヨシノが植えられているそうです。
復興天守の「長浜城歴史博物館」に入館する場合は、大人410円が必要なので今回はパスしましたが、天守閣の上から見た桜並木もきっと美しいと思います。
桜並木もあり
ソメイヨシノ以外の種類もあります。
人気があったのは、噴水広場にある枝垂れ桜。
枝垂れ桜は華やかだし、花びらが少しずつ散っていくので、長く楽しめるそうです。
この桜の枝にある丸い物体は何だろう?と思って調べてみると、宿木(やどりぎ)のようでした。古くからヨーロッパでは、幸運を呼ぶ木とされてきたとか。普段家の近くでは見ることができない、珍しい植物を見ることができてよかったです。
豊公園のモニュメントや銅像など
今回、豊公園はごく一部しか散策しませんでしたが、それでも多くのモニュメントや銅像、遺構などがありました(下は噴水広場の噴水)。
「豊公園」の名の通り、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)が築城した長浜城跡にできた公園なので
長浜城の石垣出土地や
本丸跡がありました。
天守閣跡には、豊臣秀吉(この時期は羽柴秀吉)の銅像もありました。
琵琶湖岸に建つ「太閤井址」の石碑。1939(昭和14)年に、琵琶湖の渇水によって発見されたもので、発見当時は、厚さ3cmほどの木の板で囲まれた状態で発見されました。この時は水量が多かったので、湖の中です。ぼーっとしていたら、見つからなかったと思います。
羽柴秀吉像と間違えそうになったこの銅像は、長浜市(旧虎姫町)出身の政治家で実業家でもあった村上義一の像。桜に囲まれた静かな場所に立っていました。
今回一番探すのに苦労したのが、「琵琶湖周遊の歌」三番の歌碑。このベンチでした! 1917(大正6)年、第三高等学校(現京都大学)のボート部員が作った歌で、音楽の副教材にも載っていました。懐かしい!
この「琵琶湖周遊の歌」は、琵琶湖の訪問地を全部訪れた後、大阪へ帰るバスの中で、添乗員さんが流してくれました。琵琶湖に来たなとしみじみ実感できる歌でした。
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