直江津駅から直江津港へ  直江津は『安寿と厨子王』の悲劇の舞台

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直江津駅から直江津港へ

2024年3月23日(土)に初めて新潟県上越市を訪れ、直江津駅に到着した私たち。

鉄道ファンでなくても楽しめる直江津駅  ユニークな施設やバラエティに富む列車の数々

2024年4月23日

今夜の宿は、直江津駅南口から徒歩11分という「ホテルαー1上越」ですが、

せっかく直江津に来たのだからと、直江津港を目指すことにしました。

直江津駅は、やはり船の形をしているように思えます。

日本海や港に近い北口には、船のマストの形をしたオブジェ(?)があったり

昔の港をイメージさせるような旅館があったり

雁木(がんぎ)造りの町並みがあったり。雨の中散策をする私たちには、ありがたい町並みでした。

『安寿と厨子王』のパネルがある直江津大橋

直江津の町は、関川という川で東西に二分されています。

私たちは、佐渡島へのフェリーが出る直江津港を目指したのですが、

途中で、関川に架かる直江津橋を渡りました。

とても大きな川で、

川からの眺めも良かったのですが

驚いたのは、橋の中間あたりに、懐かしい『安寿と厨子王』のパネルがあったこと。この時初めて知ったのですが、人買いに騙されて、姉弟と母親らが離れ離れになるのが、この直江津らしいのです。安寿と厨子王は、宮崎の三郎という人買いの船で丹後の由良湊の長者・山椒大夫に売られ

母親と姉弟の乳母・姥竹(うばたけ)は、佐渡二郎の船で佐渡へ。姥竹は悲しみのあまり身を投げて、毒蛇になったと言われています(できれば最後まで、母親の側にいて支えてほしかった)。

絶対橋の反対側にも、レリーフがあるはずと思って帰りに見てみると、ラストのクライマックスシーンが!「安寿恋しや ほうやれほ。厨子王恋しや ほうやれほ。」という、一度読んだら忘れられない哀しい歌。そして盲目になった母が、先ほど見た瞽女(ごぜ)=三味線や歌で門付芸をする盲目女性の芸人と重なりました。もしかしたら瞽女さん達も、安寿と厨子王の話を全国に広めていたのかな? ちなみに物語では、安寿の念持仏だった地蔵菩薩の加護で目が明くことになっています(森鴎外の『山椒大夫』は宗教色を排除)。主人公が裏切られて奴隷の身分となり、そこから出世して復讐し、肉親の病が奇跡で治るというのは、昔のハリウッド名作映画『ベン・ハー』と似ているかなと、ふと思いました。

直江津港からの眺め

直江津港では、佐渡汽船ターミナルビルの5階に無料展望台があるというので、そこへ行ってみました。

佐渡への玄関口のため、天井にトキもいます(剥製?)

佐渡フェリーを近くで見ることもでき、晴天の日に撮影された

展望解説パネルと見比べながら

目の前の光景と見比べていたりしました。天気は思い通りにならないけれど、もし次回訪問することがあれば、その時は晴れてほしいな。

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