「忍者寺」からも近い、にし茶屋街
2024年4月20日(土)、久々に金沢を訪れる機会がありました。最初の目的地・「忍者寺」という別名もある妙立寺(みょうりゅうじ)に、電話予約して無事に9:30から約40分間の案内人付き堂内見学ツアーを終えた私たちは
近くにあるにし茶屋街へ向かいました。
静かな小道を歩いて
角を曲がると、
華やかな、にし茶屋街。ひがし茶屋街、主計町(かずえまち)茶屋街と並ぶ金沢三茶屋街の1つです。
芸妓あそびなど、大人の社交場として栄えた江戸時代からの歓楽街で、今もお茶屋がありますが、それに加えて
面白そうな店や博物館がありました。これは人形ミュージアム。
こちらは外国人も大喜びしそうな、忍者武器ミュージアム。
他の2つの茶屋街よりは規模が小さいとのことですが、それでも十分、雰囲気を味わうことができました。
金沢名物「ハントンライス」が食べたい!
私たちは、ミュージアムにもカフェにも立ち寄らず、にし茶屋街を素通りしましたが、その理由は、金沢の名物料理「ハントンライス」で早い昼食を食べたいから。実は始発のサンダーバードに乗ったため、ほとんど朝食を摂っていなかったのです。
私たちが目指したのは、「ハントンライス」の名店として知られている店・グリルオーツカ。
昼営業開始の11:00に入店しよう!と、割と早めに店の前に来てみたのですが、予想以上に多くの人が並んでいてびっくり!
私たちにも、メニューを見る順番が回ってきたのですが、迷わず「ハントンライス」。メニューにちゃんと説明書きが書いてありました。薄焼き卵の上に、揚げ物(白身魚のカジキマグロフライ2個、小エビフライ2個)と、ケチャップと自家製タルタルソースがかかっている料理。書いてないけど、薄焼き卵の下はケチャップライスです。
「ボリュームがあるので、女性の方には小さいサイズがお勧めです。」と書いてあったので、私たちも「ハントンライス(小)」(1,100円)を注文しておきました。
どこか懐かしい味の「ハントンライス」
11:00の開店後まもなく、テーブルに案内されました。
やがて運ばれてきた料理がこちら。
ハンガリーの「ハン」と、フランスでマグロを意味する「トン」を合わせた料理名だと言われていますが、ハンガリーにはこれに似た料理はないそうです。なぜ「ハン」なのかは謎ですが、子供の頃のごちそうだったオムライスのような懐かしい味。揚げ物とタルタルソースで、確かにボリュームもあります。元々は従業員用のまかない料理だったのだとか。
壁にはあちこち、来店した有名人のサイン色紙や
紹介されたテレビ番組の写真が掲示されていて、この店の人気が、とてもよくわかりました。
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