糸魚川ジオステーション ジオパル  懐かしい列車やジオラマ鉄道模型に出会える場所

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偶然糸魚川駅アルプス口で見かけた施設

2024年3月25日(月)、初めて新潟県糸魚川(いといがわ)市を訪れ、親不知(おやしらず)海岸でヒスイ探しに挑戦したり、道の駅親不知ピアパークを堪能した私たちは、

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再び糸魚川駅に戻ってきました。次の目的地・フォッサマグナミュージアムに行くためには、糸魚川バスの「美山公園・博物館線」に乗る必要があるのですが、次のバスが来るのは11:55。30分近い待ち時間がありました。

バス乗り場のある駅の「アルプス口」(南口)に行ってみると、面白い施設があるのが目に留まりました。「糸魚川ジオステーション ジオパル」という施設。「ジオパーク」「ジオラマ」の「ジオ」と、駅の「ステーション」、そして友達や仲間を意味する「パル」を組み合わせたもので、ジオパークやジオラマ、鉄道愛好の輪が、友達・仲間に大きく広がっていく、その中心施設となるようにという願いが込められているそうです。

懐かしいトワイライトエクスプレス! 内装やグッズも完璧

中に入ってすぐに目に飛び込んできたのが、懐かしい豪華寝台列車・トワイライトエクスプレス。

日本の豪華寝台特急の先駆けとして、約四半世紀の間、大阪・札幌間を結び、多くの人々に愛された(私も一度乗ったことがあります)「走るホテル」。

実はこれは本物の車両ではなく、糸魚川産の杉材を外装に用いて

トワイライトエクスプレスのA寝台個室と

食堂車を再現したもの。

なんと、この食堂車で食事ができるプランもあるのだとか。詳しくはこちらをご覧ください。

内装が懐かしいのはもちろんなのですが

アメニティグッズも展示されていて、トワイライトファンとしては大感激でした。

大糸線で活躍した人気車両の姿も!

トワイライトエクスプレスの他にも、興味深い車両がありました。

私は初めて見たのですが、JR大糸線で活躍していた「キハ52-156」の実物車両です。JR西日本から譲り受けた際には朱色(通称「首都圏色」)でしたが、修繕などの際カラーリング投票を行い、最多得票数を獲得した「国鉄一般色」に塗装されています。

車内内部も見学できて、座席に座って列車やバスを待つこともできます(「キハ52待合室)。

運転席には車窓の景色も流れます。

鉄道ファンでなくても、待ち時間が楽しくなりそう。

この「キハ52-156」は動くことはありませんが、北陸新幹線延伸工事に伴い2010年に解体された糸魚川駅のシンボル・レンガ倉庫のモニュメントが設置され、「キハ52-156」は左側アーチ内に入庫した状態を再現しています。

今回初めて知ったのですが、糸魚川駅はJR西日本では新潟県内で唯一の、そして最東端の有人駅。北陸道最大の難所だった「親不知」のある糸魚川市は、東西文化の境目になっていると以前紹介しましたが

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鉄道でもJR西日本と東日本の境目の駅になっていたのでした。JR西日本エリアから来た私たちにとっては、応援したくなる駅です。

ジオラマとプラレールも大迫力!

そして忘れてはならないのが、鉄道模型のジオラマ。

かなりの大型ジオラマで、糸魚川駅(見えているのはアルプス口方面)や

親不知周辺が再現されていたり(道の駅親不知ピアパークもありました!)。

北陸本線沿いや大糸線が走る姫川峡谷沿いを中心にしたジオラマは、大迫力!

プラレールも、これだけ大規模なものは初めて見ました。これを見たら、鉄道好きの子供が増えそう。

駅にあった「号車案内」の表示かな? 今はもう廃止されてしまった急行列車の名前も見えます。ここで展示され、第二の人生を送る鉄道グッズや車体の姿を見ることができて、とても良かったと思いました。

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