タクシーで白山駅前から白山比咩神社へ!
2024年4月21(日)、グランドホテル白山で充実の朝食ビュッフェを頂き、
ホテルをチェックアウトした私たちは、白山市の観光地人気ランキングでも常に上位に位置している、白山比咩(しらやまひめ)神社へ。
ホテルのすぐ近くの白山駅から金沢駅に戻り、電車&徒歩で行く方法もあるのですが、時間もかかるので、今回はタクシーで訪れることにしました。
タクシーだと、30分足らずで行けるのです。タクシー料金は5,500円でした。3人くらいなら、タクシーの方が断然お得かもしれません。
北参道の一番端までタクシーで行けたので、拝殿まで歩く距離も節約できました。
全国に約3千社もある白山神社の総本宮
境内に入ると、まず見えてきたのが、「風かをる越(こし)の白嶺(しらね)を國(くに)の華(はな)」と書かれた松尾芭蕉の句碑。
奥の細道の旅の途中、白山を見て詠んだ句で、芭蕉の生前出版された白山比咩神社奉納句集「柞原(ははそはら)集」の巻頭を飾ったのだとか。
句碑を過ぎると神門
そして威厳に満ちた拝殿が続きます。
この白山比咩神社は、石川、福井、岐阜の県境をまたいでそびえ、古くから霊峰としてあがめられている白山(日本三名山の1つらしい)をご神体としています。主祭神は白山比咩大神、別名を菊理媛神(くくりひめのかみ)という女神と、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の夫婦神。菊理媛神は、この世とあの世の境目である黄泉比良坂(よもつひらさか)で、伊奘諾尊と伊弉冉尊が口論になった時(「見ないでほしい」と頼まれたのに、妻の変わり果てた姿を見てしまった夫に妻激怒!)、夫婦を仲直りさせたとして、縁結びの神とされています。
加賀国の一宮として、この日も多くの参拝者で賑わっていました。
御朱印(500円)を頂きました。授与所には大漁神旗や大漁を祈るお札などもあって、日本海の漁師からも篤い崇敬を受けていることがわかりました。
パワースポットをより感じる禊場と杉並木
拝殿周辺にも厳粛な空気が漂い、清浄な空気を感じるのですが、
禊場(みそぎば)があるというので行ってみると、ここもまた荘厳な雰囲気。
2006年にできたらしく、年に数回、禊体験ができる日もあります(詳しくはこちらをご覧ください)。池や滝の水は白山の伏流水で、罪や穢れを洗い流してくれます。
近くに咲いていたシャガの花も、清らかで美しい。
そしてもう1つ、パワースポットらしさを感じたのが、表参道。
途中には琵琶滝もあり、白山の水の恵みを感じます。
木々や苔の緑がとても美しく
人影がなくなると、異世界に迷い込んだような、とても不思議な気持ちになりました。
坂道になっているので、上りは少し辛いかもしれません。私たちは行きは北参道でしたが、帰りはこの表参道を歩くことができて、その素晴らしさに大喜び。皆さんもぜひ一度は、表参道を歩いてみてくださいね。
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