初めての能登半島  サンダーバード・能登かがり火号・花嫁のれんで目の保養 

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サンダーバード9号で金沢へ

2021年6月、初めて能登半島を訪れました。

関西人で車もないので、大阪駅8:40発JR西日本の特急・サンダーバード9号に乗車。

大好きな特急なので、乗る前からテンションが上がります。今回はちょっと贅沢して、指定席。

このサンダーバード9号は、停車駅が少ない最速達のサンダーバード。国内の在来線特急の中では最速で、唯一時速100kmを越えます(表定速度104km ただJR西日本の新快速は時速130kmなので新快速よりは遅い)。滋賀県には停車せず、琵琶湖西岸をひた走ります。

福井県では福井駅のみ停車。停車しなくても、この眼鏡の看板で、鯖江市(眼鏡フレームの国内製造シェア約96%)のインパクトがすごい。

能登かがり火3号で七尾駅へ

久々に到着した金沢駅(11:14到着)で、特急・能登かがり火3号に乗り換えました。この特急に乗るのは初めてです。

能登には、能登キリコ祭りに代表される「火」や「灯り」を連想させる夏祭りが多く存在するため、この名前が付いたのだとか。

先頭車両もかっこいい! これは681系電車かな。乗り継ぎも便利で、金沢駅を11:21に発車です。琴の音色の発車メロディも金沢らしくていいですね。

車窓からは、美しい農村風景。列車の終点は和倉温泉ですが、私たちはその一つ手前の停車駅・七尾(ななお)駅で下車しました。所要時間は約55分です。

ホームで出迎えてくれたのは、七尾市観光協会マスコットの「とうはくん」。

七尾市は、桃山時代、狩野永徳(かのうえいとく)と並び称された絵師・長谷川等伯(はせがわとうはく)の生誕地だったのです。

豪華列車・花嫁のれんを見た!

七尾駅では、赤い美しい列車が停車していました。

特別急行列車(観光列車)の「花嫁のれん」。北陸を代表する観光列車です。

石川県を中心とした旧加賀藩(加賀・能登・越中)には、娘夫婦の幸せを願って新婦の実家が「花嫁のれん」という美しいのれんを加賀友禅で仕立て、嫁入り道具として持たせる風習がありました(花嫁は婚家の仏間に架けられた花嫁のれんをくぐって結婚式に臨む)。この列車にも、利用客に幸せになってほしいという想いが込められているそうです。

北陸の伝統工芸である輪島塗・加賀友禅・金沢金箔などをイメージした車両外観。

駅名標も、列車のデザインとよく調和していました。この車両では、和軽食セットやスイーツセット、そしてほろ酔いセットなどが楽しめるのだとか(列車により提供するメニューは異なります)。今回は利用する機会がなかったけれど、いつか和軽食かほろ酔いセットを食べながら、ちょっと贅沢な列車旅を楽しんでみたいものです。

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