JR特急南紀3号で熊野川を渡り、和歌山県へ!
2024年7月4日(木)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の妻で、日本の国土や森羅万象の神々を産んだ「母なる神」伊弉冉尊(いざなみのみこと)の墓と伝わる三重県熊野市の花の窟(いわや)神社を参拝した後、
再び熊野市駅へ戻ってきました。
駅の入口には、しめ縄が飾ってあって
世界遺産の熊野古道を構成する、花の巖神社や獅子岩への玄関口らしい雰囲気でした。
私たちが今回乗るのは、特急南海3号です。
スーツケース置き場や車いす席があったりなど、またまた最新設備の車両に感動していると
車窓に大きな川が見えてきました。
熊野川です! こんなに大きな川だったとは。昔は朝廷から、この川を船で下って、花の窟に供える錦の幡(はた)を運んだとか。この川が増水したら、船も転覆するでしょう。
この川を渡れば和歌山県。
あっという間に、新宮駅に到着です。19分の列車旅でしたが、快適だったからもっと乗っていたかった。運賃は自由席特急券も含め、750円でした。
WEST EXPRESS 銀河の終着・新宮駅
新宮駅は、熊野三山の1つ、熊野速玉大社の玄関口なので、
熊野三山それぞれの龍の絵馬が、ホームに飾られていました。
これが熊野速玉大社の絵馬です。白い龍が守っているような青と白の球は、もしかして地球かな?
この熊野三山の絵馬と並んで飾られていたのが、この素敵なヘッドマーク。「WEST EXPRESS 銀河」という特別列車が、京都・大阪方面から新宮まで走っているのです。しかも昼間だけでなく、夜行列車が走る日もあるのだとか。一度乗ってみたい!
以前、島根県宍道駅を訪れた時も感じたのですが、「地域との対話と連携を通じ、観光を中心として西日本各エリアの活性化に貢献する」というJR西日本の狙いもあって、新宮駅もかなり盛り上がっていました。
気温37.6℃の新宮市駅前で、人生初の〇〇体験
私たちは新宮駅から、熊野速玉大社の摂社・神倉神社へと
徒歩20分かけて移動したのですが、午後2時前の駅前の暑さがすさまじい! 日傘をさしても汗が止まらず、首にタオル巻いて駅前を歩いていると、いきなり2人組の男性に声を掛けられました。
「関西テレビですが、どちらから来られたんですか?」「今日のこの暑さ、どうですか?」
生まれて初めての街頭インタビューだったのですが、暑くて死にそうになっているときにテレビに映してほしくなんかないし、暑さについてコメントを求められても、頭が働かないから「暑いです!」としか言えない。
後で知ったのですが、この時(13;50)の新宮市の気温はなんと37.6℃! 体温をはるかに超えています。今までエジプトの砂漠で気温52℃を経験したことはあるものの、あの時は若かったし、湿気もなかった。それに比べると、やはり湿気があって年を取ったせいか、今回の方が体に応えます。神社に行く前から、もうかなり疲れてしまいました。
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