バイカモもいいけど、名水も飲みたい!
2024年8月1日(木)、読売旅行のミステリーバスツアーに参加しました。
というツアーで、大人1人12,990円。昼食後の最初の目的地・ひまわり畑は鳥に食べられ無惨でしたが、無事に次の目的地・滋賀県米原市醒井(さめがい)で、
バイカモの群生地を見ることはできました。
私たちは醒井到着前に、「醒井湧くわくMAP」なるものをもらったのですが、それによると醒井宿はバイカモだけでなく、名水や和菓子なども有名みたい。水まんじゅうは時間がないので諦めたのですが、名水は飲んでみたい!
宿場町の面影を残す町並みを歩いていると、ヤマキ醤油屋の前に
バイカモの水鉢。
おかげで、川に落ちる心配もなく、花のアップの写真が撮れました。花は皆、水の上に顔を出しているのがよくわかります。
さらに進むと、名水の出る蛇口! かなり出しっぱなしにしないと、冷水にはなりませんでしたが(暑さのせい?)、名水と同じ水脈の地下水を汲み上げているとか。電気代の足しにということで、一口10円の寄付をしました。ペットボトルに汲んで飲んでみましたが、冷たくてとても美味しい!
居醒の名水はどこに
ただ、せっかくここまで来たのだから、この辺りで一番有名だという「居醒(いさめ)の清水」をぜひとも飲んでみたくなりました。
日本神話の英雄・日本武尊(ヤマトタケル)は、伊吹山の神を退治しようと山に向かうも、激しい雹雨により失神。しかしこの清水により覚醒したことから、「居醒の清水」と名付けられました。英雄を癒した清水は、やはりとんでもない名水なのです。
地図によると、どうやらここが「居醒の清水」で、地蔵川の源流にもなっているようです。
日本武尊伝説にちなむ、腰掛石や鞍掛石、蟹石が、居醒の清水の湧き出る場所にありました。
どこかに水を汲む場所はないかなと探していると、「水汲場」という看板。矢印の示す方角に行って見ると、醒井地蔵堂(「地蔵川」の名の元になった、醒井宿最大のパワースポット)や
絶滅危惧種・ハリヨが泳ぐ水槽は見つけたのですが、水汲場は、探してもなかなか見つかりませんでした。
ふと、ハリヨの水槽の隣に置いてある柄杓で、
この川の水(=湧き水)を汲むのではと、ひらめいて、せっせと水を汲みました。
私たちの後に来たおじさんも、一生懸命汲んでいました。
見事、ペットボトルを満タンに! 飲んでみるとやはり冷たくて、とても美味しい! 飲めてよかった!
調べてみると、水道が完備される1962年まで、井戸水と共にこの地蔵川の水は、飲料水にされていたようでした。
それにしても、最終目的地での(今回のツアー目的地の中では、一番風光明媚でインスタ映えもする)自由時間が僅か50分しかないというのが、悔やまれました。写真を撮影したり、何かをじっくり見学しようと思えばどうしても時間がかかり、居醒の清水を探したのもロスタイム。焦って駐車場に戻るとき、地蔵川近くで見かけたこの花が、今日唯一見かけたひまわりでした。
千年に一度?の紫式部大フィーバー
帰り道は、JR醒ヶ井駅の駐車場から名神をひた走り
大津SA(下り)でトイレ休憩。上りのSAも面白かったですが、ここの土産物コーナーにある
紫式部関連の商品が多くて、なかなかの迫力!
やはり石山寺を擁する大津市は、紫式部との絆を大々的にアピールしてますね。
サンデーやソフトクリームにも、紫式部は進出!
願いをかなえる絵馬などを奉納する場所もありました。もしかしたら、千年に一度の大フィーバーかな?
休憩から戻った後、バス車内で添乗員さんが、最後のお土産を配ってくれました。有名ブランド牛(近江牛)100gのプレゼント。数日後、夫が調理したら、かなり脂身があったそうです。
帰りも事故渋滞に巻き込まれかけましたが、17:40分くらいに梅田駅に到着。いつものバスツアーと比べて、かなり早く帰着できたのがとてもありがたかったです。
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