用水のまち金沢
2024年9月28日(土)、今日は金沢旅行2日目です。前夜合流した長女と3人で、金沢駅近くにあるゲストハウス・金澤屋昭和町から、この日最初の目的地である金沢21世紀美術館へ向かいました。
宿があるのは六枚町というところで、そこから徒歩で大体35分ほど(実際に歩いたルートは、香林坊の交差点を横断する左下のルートです)。
グーグルマップのお告げ通りに進んでいくと、用水路にぶつかりました。
用水路に沿って、お洒落なゲストハウスや飲食店が並んでいます。
なかなかいい景色なのですが
時折ゴミが浮かんでいたりもしました。
この用水路の名前は「鞍月(くらつき)用水」。
石碑の背後に見えるのは、金沢市立中央小学校の体育館。
金沢市中心部のドーナツ化現象により児童数が急激に減少した、4つの小学校を統合した小学校です。
鞍月用水についての案内看板もありました。
そういえば、昨日、石川県立図書館へ向かう出羽町のバス停近くにも、「辰巳用水」があったことを思い出しました。
金沢は、用水のまちだったのですね。
アートな香林坊の交差点
やがて私たちは、香林坊(こうりんぼう)の交差点に出ました。
金沢の香林坊と言えば、金沢市を表する繁華街。独特なこの地名は、比叡山の僧侶であった「香林坊」という僧侶が還俗(俗世間に復帰)して、この地の町人向田家の跡取りとなり(向田香林坊)、目薬の製造販売業に成功して「香林坊家」として繁栄したことに因むという説が有力だそうです。
交差点には、「まちしるべ」というオブジェや
個人的にはもっと謎の、「走れ!」というオブジェも。何を表現しているんだろう?
こういうマンホールなら、わかるのですが。でもアートに意味を求めてはいけないのかな?
広坂から金沢21世紀美術館へ 無料で見られる現代アート
「走れ!」モニュメントを東に曲がると、百万石通り。
でも道には、「広坂」というのぼりが出ています。
この辺りにはカレー店が多く、前回行きたかったけど行けなかった店や
この時初めて知った店など、多くの「金沢カレー」店がありました。
更に歩くと、目指す金沢21世紀美術館。
実はこの美術館には、入館料を払わなくても見ることのできる現代アートがいくつかあるのです。
その1つが、フェルナンド・ロメロ作の
「ラッピング」や
オラファー・エリアソン作
Colour activity house(カラー・アクティヴィティ・ハウス)。私たちも自由にアート作品に触れ、作品の一部になったり、自由に作品について感じたり。
「現代アート」というものに縁がなく、金沢21世紀美術館に行っても本当に楽しめるのか心配でしたが、アートは自分たちが好きなように感じたり、楽しんだりすればいい、と開き直ることができました。
歩かれた道はgoogle mapのの経路ではなくて、一番左側の経路ですね。この時期なら金沢駅から歩いても楽しめそうですね。
コメントありがとうございます。確かにグーグルマップの最短経路ではありません(その旨追記しました)。観光客もほとんどいなくて、街歩きが楽しかったです。