根上学習センターへの道
2024年9月29日(日)、今日は夫の希望で、輪島市の伝統芸能・御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)を聞くため、石川県能美(のみ)市で開催される「国際交流ひろば」に行く日です。
私たち3人は、能美市を訪れるのは初めてです。まず、IRいしかわ鉄道で、金沢駅から能美根上(のみねあがり)駅へ。
駅からは、「国際交流ひろば」の会場・辰口福祉会館へのシャトルバスが出るという、
根上(ねあがり)学習センターまで徒歩移動。大体徒歩15分ほどでした。
野上学習センターへ向かうためには、まず駅から東口広場に出て、自習室(ワークスペース 愛称「ノミスタ」)を見ながら
ホームラン通りを進み、東へ進んでいくと
とても立派で敷地の広い保育園!
とにかく全般的に、施設が新しそうなのです。それは根上学習センターや、隣接する総合文化会館からも感じました。よく見ると、根上学習センターの前にある石碑は、森喜朗元首相が揮毫したものでした。
調べてみると森喜朗元首相は、旧根上町町長の長男として誕生したのだとか。この辺りは彼の、まさにお膝元だったのですね。だから駅や道路、公共施設などが立派に整備されているのでしょうか。ちなみに、長女が暮らす東京の施設は、もっと古いものが多いそうです。私たち夫婦の地元と比べても、とても立派だなと感じました。
根上町に隕石が落ちてきた!
リムジンバスの発車時間までには時間が少しあったので、
学習センターの2階にある、子ども宇宙科学室に行ってみました。
1995年2月18日、能美市大成町に落下したいん石(複製品)や
いん石が直撃した実物の自動車などを展示しています。
展示は子供向きなので、映像も駆使してわかりやすく工夫されていますが、
それが却って、あまり天文に詳しくない大人にもわかりやすいのです。
ちなみに落下地点は、意外と駅から近いのでした。
落下地点には、石碑も建てられているそうです。見てみたかったな。
ウルトラマンシリーズの脚本を書いた、能美市出身の佐々木守氏
落下した隕石だけでなく、私たちが訪れた時には、円谷プロダクションでウルトラマンシリーズの脚本を手掛けた、能美市出身の佐々木守さんを記念するコーナーもありました。
ウルトラマンシリーズだけでなく、名作アニメ『アルプスの少女ハイジ』の脚本も手掛けたのだとか。
ちょうど、棲星(せいせい)怪獣ジャミラが登場する『ウルトラマン』のビデオが放映されていたのですが、なかなかジャミラが出てこない! 時間切れになってしまいました。残念!
図書館&ロビー
ロビーには、東京オリンピックの表彰台(野球やソフトボール、ラグビーなどで使用)が飾られていました。
なぜここにあるのかな?と不思議だったのですが
森喜朗さんや松井秀喜さんの力が、きっと大きく働いたのでしょう。
1階には図書館(根上図書館)もあり
本だけでなく、CDやDVDも貸し出されているなど、とても充実しています。
もちろん、地元のスーパースター、松井秀喜さんのコーナーも! 地域の特色が出ていた、いい図書館だなと思いました。
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