北村韓屋村は、見学できない日時もある
2024年12月6日(金)、ソウル滞在2日目で青瓦台(せいがだい チョンワデ)観光を終えた私たちは、
次も長女の希望で、北村韓屋村(プクチョンハノクマウル)を訪れました。
私たちは今回初めて知ったのですが、西の青瓦台や景福宮(キョンボックン)、東の世界遺産・昌徳宮(チャンドックン)に挟まれたエリアにあり、地下鉄3号線安国(アングク)駅から徒歩圏内。
李氏朝鮮時代に、王族や両班(ヤンバン)と呼ばれた貴族たちが住んでいた場所で、格式の高い韓国の伝統家屋「韓屋」(ハノク)が密集しています。今朝最初に立ち寄った、ロンドンベーグルミュージアムの安国店からもとても近いため、青瓦台へ立ち寄る途中、少し立ち寄ってみたのです。
まだ9時過ぎだったので、店はどこも開いておらず、ボランティアによって通行禁止になっている道もありました。後で知ったのですが、北村韓屋村は月~土の10時~17時までしか観覧許可はありません(路地通行止。店も休業)。地元住民の環境を守るためです。注意してくださいね。
朝の静かな北村韓屋村を散策
私たちはこの辺りの飲食店や雑貨店に特に行く予定はなく、
どこが見どころなのかも知らずに訪れたので、通行止めの道以外の路地を通って、伝統的な家屋の外観を見学。思った以上にアップダウンがあるので、歩き慣れた靴で歩いてください。
住民たちの邪魔にならないように、静かに歩きます。
日本の家屋と比べると、塀や
扉の装飾が独特で、なかなか面白いなと思いました。
「韓屋村」というと、私たちの宿・イビスアンバサダーホテル仁川洞(インサドン)のすぐ近くにある、益善洞韓屋街(イクソンドンハノンマウル)も有名なのですが、益善洞の方が建物が新しく(店も多い)、雰囲気も全然違いました。
紅葉も美しかったのですが
独特の鳴き声のこの鳥が、韓国の吉鳥(国鳥)カッチ(カチガラス)だと、長女に教えてもらえたのも良かったです。
そしてアップダウンが多い分、眺めのいい場所もありました。
ソウル旅行の記念撮影スポット
青瓦台観光を終えて、再び北村韓屋村に戻ってきたのは、11時頃。
驚いたことに、平日の午前中だというのに、かなり人が多いのです。
しかもチマチョゴリの人たちまで! ここは人気の記念撮影スポットでした。
確かにここで写真を撮れば、映画やドラマの1シーンみたいで、いい記念になりそう。
上の写真左の黄色ベスト着用の方が、観光客に居住地域を静かに歩くよう促しているボランティアさん。要所要所で見かけました。
この坂道から見た伝統的な町並みと、遠くにある近代ビルの対比が面白いですね。
美しい町並みや家々に、しばしうっとり。
今回は、世界遺産や宮殿を見学する時間はなかったのですが
ここで伝統的な建物を見ることができて
少し韓国の歴史に触れることができたような気がします。
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