白山洞門を展望できる万次郎足湯へ
2024年12月28日(土)、8:20発の高知西南交通の路線バスに乗り、今夜の宿・足摺国際ホテルで荷物を預けた私たちは
念願の足摺岬エリアの観光へ出発!

実はホテルに電動アシスト付自転車もあったのですが、私の苦手なスポーツタイプだし、有料(6時間1,000円で安いのですが)なので断念。徒歩で行くことにしました。
最初の目的地は、万次郎足湯です(営業8:00~19:00 水曜定休日)。

ホテルからは、一本道で徒歩10分足らず。無料で誰でも入れます。

入口には、この近くの観光地図。万次郎足湯は、白山洞門(はくさんどうもん)を一望できる足湯なのです。

全国の温泉地をキャラクター化して地域活性を目指す「温泉むすめ」の1人、「あしずり 星(あかり)」の等身大パネルもお出迎えしてくれました。
白山洞門が一望できる!
万次郎足湯の内部です。

太平洋を一望できる展望がすごい!

窓際に行ってみると、白山洞門も見えました。

白山洞門はこの後行く予定ですが、近くまで行こうと思えば、かなり階段を降りる必要があります(帰りは昇る必要も)。旅行前に見た動画でも紹介されていましたが、時間や体力がなければ、白山洞門はここから見るのが一番良さそうですね。
あしずり温泉郷と万次郎足湯
足湯は階段状に設置されていて、白山洞門が良く見えるのは一番窓際なのですが、少しぬるめだったので、奥の方の、もう少し熱めの足湯に入りました。

入る前には、この流し場で、足をよく洗いましょう。

私たちはタオルを持参していましたが、100円でタオルは販売されています。トイレや更衣室も充実していて、休憩にもぴったりです。
「温泉むすめ」のパネルを見るまで、ここが温泉だとは知らなかったのですが、れっきとした「あしずり温泉郷」だったのです。昔から温泉が湧いていて、弘法大師も疲れを癒したと言われますが、1854年(ペリーが2回目に来航した年)に起きた大地震(安政地震)で、温泉の湧出がストップしてしまったのだとか。その後1989(平成元)年に温泉の掘削が行われ、1999年に「あしずり温泉郷」が誕生。万次郎足湯は、「あしずり温泉郷」誕生10周年を記念してオープンしました。
ラドンを含む良質の天然温泉で、神経痛、冷え性、関節痛、慢性消化器症、筋肉痛に効能があるそう。ちょうど夜行バスで疲れていたこともあり、足湯でゆったりリラックスできました。
高知県ゆかりのあの人たちも!
足湯の入口には、ジョン万次郎に関する新聞記事や

彼を無人島から救出し、家族同然に育てて学校にも通わせた最大の恩人

捕鯨船ジョン・ハウランド号ホイットニー船長の、紹介パネルがありました。

足湯に浸かっていて、ふと壁を見ると、どこかでみたような植物画が!

朝ドラ『らんまん』で話題になった、高知出身の植物学者・牧野富太郎の植物画でした。

一方こちらは、全国の灯台を擬人化した「燈の守り人(あかりのもりびと)」の「足摺岬」。手に密教法具の五鈷杵(ごこしょ)を持っていて、弘法大師を彷彿とさせます。室戸岬では見なかったけれど、どこかにこのパネルはあったのかな? 見たかったな。
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