高知県香美市 龍河洞に行ってみた2 1億7500万年地底の旅(前半)神秘の滝や修行の跡も!

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2021年5月に、高知県香美市にある龍河洞を見学する機会がありました。

高知県香美市 龍河洞に行ってみた1 ユニークな参道の土産物屋と龍王伝説

2023年4月24日

冒険コースは3種類 「観光コース」以外は事前予約制なので注意しよう

龍河洞には、冒険コースが3種類用意されています。

私たちが体験し、ご紹介するのは「観光コース」(約40分 大人1人1,200円)ですが、このほかに事前予約制の「冒険コース」(約90分 大人1人2,900円 長靴やつなぎレンタルの場合はレンタル料1,000円)や、期間限定・事前予約制の「西本洞コース」(約30分 大人1人2,400円 長靴やつなぎレンタルの場合はレンタル料800円)もありました。

こちらは「西本洞コース」の入口。普段は非公開の洞窟を、地下水の流れを感じながら探索するコースで、暗闇の洞窟をガイドの案内とヘッドライトの光を頼りに進み、狭い通路や水の流れを越えていく、本格的なケイビング。

「冒険コース」もガイドの案内とヘッドライトの光を頼りに、狭い岩の間を這って進んだり、体をひねりながら隙間を抜けたりと、かなりの非日常体験ができそうです(濡れるので着替えが必要)。

私たちは普通の「観光コース」を選びましたが、これでも十分、非日常体験ができました。

全長約1kmの洞窟旅前半 神秘的な「記念の滝」や「天降石と絞り幕」

龍河洞は鍾乳洞の総延長が約4kmで、そのうちの約1kmが「観光コース」として通常公開されています。

2019年の夏から演出をパワーアップしたようで

照明や音響による演出が、冒険気分を盛り上げます。上は洞穴サンゴ(小さい鍾乳石)が天井と壁一面に広がる「石花殿(せっかでん)」。

洞窟内で最も天井が高い場所。実際は約30mだけれど、千尋(約1,500m)もあろうかと感じられるところから「千仭の間(せんじんのま)」と名付けられた部屋。

こちらは「雲の架け橋」。

これからの成長が楽しみな「青龍石(せいりゅうせき)」。

洞内最大の滝である「記念の滝」。高さ約11m。1931(昭和6)年、前人未到であったこの滝の上部が探検され、その奥に広がる大規模な鍾乳洞が発見されたという記念すべき場所ですね。

発見者のお二人を記念した石碑は、滝から少し離れた場所にありました。高知県で最も古い歴史を持つ県立高等学校・県立高知小津高等学校の前身である県立海南中学校の教諭をされていた方々が発見したそうです。

本当に照明が美しい! 「青の洞窟」です!

さらに進むと「高僧修行の跡」と書かれた石碑がありました。1892(明治25)年、徳島の僧侶がここで3か月間修行されたのだとか。石碑は平成元年に建てられたものらしいです。

洞窟の中には賽銭箱もありました。「天降石と絞り幕」という名前が付いています。この洞窟の歴史は1億7500万年だそうですが、途方もない年月がこのような神秘的な造形を造っているのですね。

この後もコースはまだまだ続きます。驚きのアトラクションもありました。続きは次回でご紹介しましょう。

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