冬の竜串海岸6 竜串海岸で「欄間石」「大竹小竹」など奇岩を堪能

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生痕化石やハチの巣状の岩が、竜串海岸にもあった

2024年12月29日(日)、初めて土佐清水市の竜串(たつくし)を訪れた私たちは、バス停から近い竜串観光汽船のグラスボートに乗り、美しいサンゴ礁や見残し海岸の奇岩を堪能。

冬の竜串海岸4 見残し海岸の絶景(後編) 圧巻の生痕化石と「人魚御殿」

2025年2月27日

冬の竜串海岸3 見残し海岸の絶景(前編) ハチの巣状の岩と「波の花道」

2025年2月26日

冬の竜串海岸2 竜串観光汽船のグラスボートで見残し海岸へ

2025年2月25日

再び竜串に戻って、「海ギャラテラス」の一画にある「カワクボチヒロ」という店で昼食の後は

冬の竜串海岸5 竜串海岸のお洒落なカフェ・カワクボチヒロでランチ

2025年2月28日

いよいよ念願の竜串海岸散策です。

竜串海岸入り口にも、見残し海岸と同じような案内板がありました。

そして見残し海岸と同じように

茶褐色の生痕化石や

ハチの巣状の岩がたくさんありました。

「欄間石」から「大竹小竹」へ

竜串海岸も、昨日歩いた足摺岬の「アロウドの浜」や、今日の午前中歩いた見残し海岸と同じように、歩きにくい海岸だったのですが(他の2か所に比べたら、まだマシかも)

さらに進んでいくと、「欄間(らんま)石」という岩がありました。最近めっきり見なくなりましたが(団地住まいの我が家にもありません)、和風住宅の「欄間」とは、採光や通風、装飾のために、天井と鴨居(かもい=襖や障子をはめこむ上部の枠)の間にある部分。

確かに細長いし、渦を巻いた模様もはっきり見ることができて、本当に「欄間」みたい。このぐにゃぐにゃした地層は、海底で起きた地滑りによってできたと考えられています。

もう1つ、どうしても見たかった奇岩「大竹小竹」に行く途中では、海を見ることもできました。こちらも透明度がすごい!

遠くには、足摺海底館も見えました。

「大竹小竹」は、あのあたりかな?

バランス感覚が良ければ「大竹小竹」の先端にも行ける

私たちの予想通り、「大竹小竹」は

「欄間石」から見えていた、長い岩でした。

「大竹小竹」の名札も発見!

大きな2本の竹のような岩が、海へとまっすぐ伸びています。これが「大竹」で、周囲の小さな細長い岩が「小竹」なのかな。

竜串海岸は、砂岩と泥岩が交互に重なった地層からできていますが、風化・浸食に強い砂岩層だけが残り、その表面が風化と浸食で丸みを帯びた棒状になって「竹」のようになりました。

地層の割れ目を流れた地下水の動きによって、硬くなった部分が「節」なのですが、本当にリアルで、まさに竹そっくり。

私はこれを見て十分満足したのですが、何と夫は、大竹の上を歩いて先端まで行こうと言い出しました。

バランス感覚の悪い私は、こんな怖いこと、とてもできません。足元はあまり良くなくて、バランスを崩したら、海に落ちてしまいます。先端でしか見えない絶景に興味はあったのですが、勇気がありませんでした。仕方なく、夫は1人で進んでいきます。

無事に先端部まで行って、戻ってきましたが、見ているだけでかなりハラハラ。心臓に悪かった。

土佐清水市観光協会の「竜串海岸マップ」によると、この先にも「しぼり幕」や「蛙の千匹連」など面白い奇岩がたくさんありますが、遊歩道を歩き通す自信がなく(全部歩くと、桜浜海水浴場まで出られます)元の場所へ戻ります。

有名な奇岩は、あまりたくさん見ることはできませんでしたが、名もない岩もとても美しく

短時間でも十分満足できる場所でした。

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