蒜山高原の乳製品を我慢して、松江の昼食に賭ける
2025年5月3日(土)、1泊2日で島根県に行ってきました。目的は、今年の秋に放映されるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』主人公モデル・小泉八雲夫妻ゆかりの地を巡ること。
旅費をケチって、大阪からJRの高速バス(グラン昼特急出雲1号 5,500円)で松江に向かったのですが、やはりGW後半の初日だけあって、中国道の渋滞にぶつかりました。でも天気が良くて、

2か所目のトイレ休憩地点・岡山県の蒜山(ひるぜん)高原SAでは、美しい山が見えました。大山、上蒜山、中蒜山、下蒜山と連なる「蒜山三座」かな?

蒜山高原と言えば、ソフトクリームなどジャージー牛の乳製品が有名ですが、今回は我慢。どうしても松江で食べたいものがあったのです。
季節料理 蔵 で「大和シジミ」に挑戦!
それが。宍道湖名物のシジミを使ったしじみ丼の昼食で、既に店も決まっていました。
松江駅から徒歩20分ほどの、「季節(とき)の風 蔵」という店です。
以前(2024年2月)に利用した時は、宍道湖産特大「大和シジミ」を使った特製しじみ丼が売り切れていたので心残りでした。今回はそのリベンジ。

以前は13時過ぎに行ったのですが、今回は12時半過ぎに到着。店の前には、4人並んでいます。バスが渋滞で遅れていなければ、もっと早く来れたのに。今回も特製しじみ丼が売り切れていたらどうしようと、気が気ではありませんでした。

入店できたのは、今回も13時過ぎ。恐る恐る「特別仕立て しじみ丼」があるか尋ねてみると、あったのです! 即注文。昨年は2,480円でしたが、300円値上がりして、2,750円になっていました。昨今の米価高騰だし、仕方がないですね。

これがその、宍道湖産の特大大和シジミを使った、「特別仕立て しじみ丼」。普通のしじみ丼(1,650円)よりも1,100円高いですが(以前は940円高かった)、高いだけのことはありました(しじみ汁も、大粒のシジミでした)。

やっぱり大粒のシジミは、食べ応えがあるのです。ぷっくりしていて弾力があって、本当に美味しい。

前回食べた時も、今回も、シジミエキスをベースにした出汁が美味しい! とろろ芋をかけると、また違った味わいに。

小鉢(春雨、胡瓜、卵、ハムの酢の物)やお漬物も美味しく頂き、会計(現金のみです)を済ませてふと見ると、パンフレットの横に、大きなシジミが!

初めて見る、生きた特大大和シジミです。この時期のシジミが、産卵に向けて栄養をため込んでいるので、特に美味しい。この店では凍結保存しているので、数量限定で1年間食べられるとのこと。

店を出ると、しじみ汁完売と(私の次のグループで完売)営業終了のお知らせが入り口に! 去年は私たちが最後の客でした。やはり早く行かないと売り切れてしまう人気店だなというのが、よくわかりました。
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