タワーマンション見ながら、路線バスで海東龍宮寺へ
2025年7月20日(日)、釜山旅行3日目です。明日の早朝便で私たちは帰国するので、釜山旅行も今日が最終日。今日はまず最初に、TVで見て気になっていた、海東龍宮寺へ行くことにしました。
海雲台駅からは、それなりに離れているので、海雲台駅から路線バスに乗ります。

今回お世話になったのは、181番のバス。乗り換えなしで行けました。でも昨日のバスに乗った時も感じたのですが、乗客がまだ席に座っていないのに発車したり、カーブだけどスピード出したりと、日本のバスと比べてかなり運転が荒いように感じます。日本の路線バスが、丁寧すぎるのかな。

途中、タワーマンション群のそばを走ります。

今回初めて知ったのですが、韓国は地震が起きない国なんですね。私たちは心配するのですが。

バスが停まったのは、釜山ロッテワールドという遊園地の近く。

ちゃんとお寺の名前の標識もあります。卍マークって、日本以外でも使われているのですね。
参道のお店が賑やかで面白い
海東龍宮寺は、釜山の有名な観光地であるとともに、観音信仰の聖地として篤い信仰の対象にもなっており、誰もが心から祈りさえすれば必ず一つの願い事を叶えてくれると伝えられています。

そのため多くの参詣客があり、門前には店がたくさんありました。

おばちゃんたちが、自家製のものを売っているような、素朴な露店も。

この辺り(機張エリア)の名物の1つがワカメ。

お洒落な店もあります。

太陽が照り付ける夏は、やはり帽子が必要ですね。昨日みたいに雨でなくてよかったけど。
十二支の像と写真を撮ろう
寺院の門をくぐると、石像がずらりと並んでいます。

これは、十二方位の土地を守り、厄除けをして幸運をもたらす十二支像。

ちゃんと、干支の動物らしい顔をしているのです。

守護神のような存在なので、

自分の干支の像を探して、同じポーズをすると幸運がもたらされるとか。私たちもやってみました。

十二支の像ばかりが注目されていますが、この辺りには他にも、石碑や石造物がいっぱい! 龍の子供の贔屓(ひいき)が石碑を背負っている「亀趺(きふ)」もあります。今年の5月、松江の月照寺へ行ったとき、小泉八雲が「夜な夜な動き出す」と書いた大亀と対面したのですが、それも「亀趺」でした。「亀趺」も中国から朝鮮半島を経て、伝わったのですね。
こちらは、2年前の夏、済州島に行ったときよく見かけた石像。とても懐かしく、思わず撮影。

でも名前が思い出せず、後で調べて、トルハルバン(「石のおじいさん」の意味らしい)とわかりました。済州島独特のものらしいけれど、どうしてここにあるのかな? もしかしたら、信者さんが寄進されたものなのかな?
見どころ満載の海東龍宮寺の建物や絶景については、次回ご紹介します。お楽しみに。
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